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「フリーズで 背筋も凍る 発表会」(30代・男性・学校教員)~教師川柳コンテストより

2021年10月7日

教育のICT化をテーマに「教育現場での日常」をユーモラスに詠む「#教師川柳コンテスト」が実施された。全国から寄せられた1243句の中から、特選作品1句、秀作1句、佳作1句が決定。特選作品には「フリーズで 背筋も凍る 発表会」(30代・男性・学校教員)が選ばれた。


■教師や生徒など幅広く作品が寄せられた

#教師川柳コンテスト」は、カシオ計算機が教育情報サイト「フォレスタネット」と共同で実施。2021825()から920()の応募期間に、小学校、中学校、高等学校の教員をはじめ、生徒や保護者など広く教育現場に携わる人から寄せられた。

 


■「ICT化する教育現場での日常」をテーマに募集

ICT化が進む教育業界における現場教師の課題を明らかにするため、カシオ計算機では「教育のホンネ」プロジェクトを20218月からスタート。その一環として実施した本コンテストでは、「ICT化する教育現場での日常」をテーマに川柳を募集した。

 


<受賞作品>


【特選作品】

「フリーズで 背筋も凍る 発表会」(30代・男性・学校教員)

 

選定理由

万全の準備を期して挑んだ発表会が、ICTツールや通信環境の不調が原因でグダグダに…。読み手の背筋も凍ってしまうような一句。通信環境の不備や、授業中に複数のアプリを同時起動することで機器に負荷がかかるなど、教育現場の設備がICT化に追い付いていない様子が伝わってくる。また、本作は教育現場に限らず、ICT化する現代社会全般に通じる課題が表現されている。

 

【秀作】

「職員室 『誰か助けて』の クラスター」(20代・女性・会社員)

 

選定理由

コロナ禍においてリモート授業が普及するなか、職員室で教師たちが集まり、ICTツールの使い方を相談しあっている様子を「『誰か助けて』のクラスター」と表現。ICT教育に用いるアプリ、さらには機器そのものを使いこなすためのトレーニングが負担となっている様子が、世相をよく表したキーワードを交えて表現されている。

 

【佳作】

「ペーパーレス 職員会議は ペーパーです」(30代・男性・学校教員)

 

選定理由

資料配布や課題提出がデジタルで行われるなか、教師間では紙でのやり取りが頻繁に行われている。ペーパーレスが推し進められる一方で、教育現場ではいまだに紙が採用されているという、ICT化への過渡期の様子が表現されている。複雑化されたICTツールに適応しきれていない教育現場の現状が浮き彫りになった作品。

 

 

教師川柳コンテスト 結果発表

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