愛知県の豊川高等学校はプログラミング関連の部活動の技術サポートとして、子供向けSTEAMプログラミング教育を行うプロキッズと連携を開始した。プログラミングスキルを高めると同時に、生徒同士の学びや学外への視野を広げる活動を通して将来の選択肢を広げる取組を実施する。
■高度なスキル習得が見込まれるデジタル関連部活の生徒
2022年4月から始まる高等学校における「情報Ⅰ」の必修化などプログラミングの重要性が高まっている。その中でもデジタル関連部活に所属する生徒は、日頃の活動で得られたスキル等を生かして、より高度なスキル習得が見込まれる。将来、多岐にわたる分野での活躍が期待されており、経済産業省を中心に政府でも検討会が開かれている。
■急速するICT環境の中で活躍する探Q部
豊川高等学校は急速にICT環境が整備されており、授業や学校行事、部活動など、毎日1300台のタブレットがフル稼働している。その中でも探Q部ではプログラミングに取り組む部員が現状20人以上在籍している。
豊川高等学校のICT環境
■放課後にプログラミングが学べる環境を用意
プロキッズは、マンツーマンのオンラインレッスンを子供向けプログラミング業界で先駆けて実施。学習支援プラットフォーム「Code Land」の教材やオンラインレッスンを利用しながら、教員のスキル的な負担を最小限に抑えつつ、放課後にいつでもプログラミングが学べる環境を用意する。
Code Landのログイン画面
■デジタル関連部活動全体の力を底上げ
また、生徒のスキルアップだけでなく、生徒同士の助け合いを行う仕組みも作っていくことで、デジタル関連部活動全体の力を底上げする。将来的には、生徒同士がチームでアプリを開発したり、プログラミング大会などに出場することで、学外での仲間を見つけ、切磋琢磨しあいながら、さらなる成長を目指す。
