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富山県立山町、マイナンバーカード対応の図書館予約本貸出ロッカーを導入 全国初

2024年4月17日

富山県立山町では、マイナンバーカードと行政・住民サービスの効果的な連携を推進するため、五百石駅と図書館や暮らしに役立つ公共施設が複合した立山町元気交流ステーション「みらいぶ」へマイナンバーカード対応の図書館予約本貸出ロッカーを、また、立山町役場へマイナンバーカード対応記帳台2台を導入した。マイナンバーカード対応の図書館予約本貸出ロッカーは、全国でも初めての取り組みとなる。

なお、本事業は、内閣府「デジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ:マイナンバーカード利用横展開事例創出型)」の採択を受けての実施で、導入されたのはいずれも内田洋行の製品。

 

 

■閉館時でも予約本の貸出が可能に

立山図書館は、2023年よりマイナンバーカードに対応したセルフ式自動貸出機の運用を進めており、今回、新たに全国で初めて「マイナンバーカード対応予約本貸出ロッカー」を導入。貸出ロッカーは図書館ホームページから予約した本を、閉館時でも受け取ることができる。利用時間は五百石駅の運行時間と合わせ早朝5時半から、夜の23時半までの広範囲な時間帯となり、通勤や通学など多様な生活スタイルに合わせて予約本の貸出が可能となった。

 

■全国で初めての導入

マイナンバーカードを読み取り部分に載せて、読み込みボタンをタッチ。ディスプレイに利用者番号(図書館カード)が表示されると、続いてロッカーの位置も表示されるので指定された番号のロッカーを開けて予約本を取り出せる。

ロッカー内にはセンサーが搭載され、実際に取り出されたかをチェックしている。本を取り出し後に、貸出処理が自動で実施されるなど、利用者視点と職員視点で時間にとらわれない貸出・返却が可能だ。

 

■貸出ロッカーと読書通帳機のマイナンバーカードデータ連携

立山町のマスコットキャラクター「らいじぃ」がデザインされた読書通帳機

立山町は、内田洋行製品を使用して2012年にIC図書館システムの運用を開始し、2013年には北陸地区で初めて貸出データを通帳に印字することのできる「読書通帳機」を導入した。そして読書履歴を目に見える形にすることで、子供たちの読書意欲を促進し、図書館利用を活性化している。さらに2015年には国内で初めて町内の各学校図書室で貸出した本を立山図書館の読書通帳機で印字できる学校図書システムと読書通帳のデータ連携の仕組みを取り入れており、学校と図書館が複合的につながる利用機会を創出した。

今回、新たにマイナンバーカード対応の予約本貸出ロッカーで受取した本のデータが読書通帳機へデータ連携され、通帳への印字が可能となり、ますます利用者サービスを拡充させている。

 

■マイナンバーカード対応記帳台導入で“書く”手間を大幅に削減

立山町役場に設置された2台のマイナンバーカード対応記帳台は、マイナンバーカードを読み込ませることでカードに格納された住所・氏名などの情報を申請書に印刷して出力することで、住民の「書く」手間を大幅に削減することができる。

運転免許証、または、事前にWebフォームにより必要事項を入力しQRコードを使ってタッチパネル式で申請書を選択すると、印字された書類が発行される。複数の申請書の同時発行も可能だ。立山町役場の窓口での申請書記入の負担軽減や受付に関連する業務時間を短縮する。

▶︎マイナンバーカード対応記帳台

▶︎IT図書館システム ユリウス

 

立山町元気交流ステーション「みらいぶ」

株式会社内田洋行

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