コトバンクは4月7日、英語音読クラウド「リピートーク」に新機能「AIパフォーマンス(β版)」を追加し、提供を開始した。新機能は、一般向けに活用されている「AI英会話」を中高校英語教育向けに最適化したもので、英語のスピーキングおよびライティング能力を総合的に測定・評価できる。
英語指導において、多くの教員が「均一な課題の配布と評価が難しい」「個別対応の時間が足りない」といった課題を抱えており、特にスピーキング試験では、ネイティブ教員の不足や採点の負担が問題となっている。AIパフォーマンスは、こうした課題を解決するために開発された機能。AIによる自動出題と評価を活用することで、教員の負担を大幅に削減しながら、生徒一人ひとりに合わせた学習環境を提供する。
「AIパフォーマンス」は、英語のスピーキングおよびライティング能力を総合的に測定・評価する機能。AIが自動的に課題を出題し、生徒の回答を即時評価することで、教員の負担を軽減しつつ、個別最適化された学習を実現する。
誰でも容易に3種類のパフォーマンス課題(スピーキング・発表練習・外部試験対策)を作成できる。状況指定、タスク指定、役割指定に基づき、適切な課題をAIが自動生成して出題、評価は、ルーブリック評価を導入し、CEFRレベル、WPM、文法の正確性などを測定する。
従来のオンライン英会話の1/10〜1/2のコストで英会話レッスンを提供が可能だという。文法授業の進捗に沿った練習が可能で、生徒の発話はすべて書き起こされ、テキストフィードバックを即時表示する。
さらに5月以降、指定されたトピックに対するエッセイ執筆およびAIによる文法・構成・表現の自動フィードバックといったライティング練習の強化もリリースする予定。
「AIパフォーマンス」機能の試用を希望する学校を募集している。
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