一社・InnoDropsは、6月から4カ月間、佐賀県内の中学2年生から高校2年生を対象としたアジャイル実践型アントレプレナーシッププログラム「STEAMDAYS!!佐賀2025」を開催する。参加無料。5月31日まで参加者を募集している。
2025年度のテーマは「精神・発達障がいと自分らしい個性の活かし方」。▽精神・発達障がいをもつ方が抱える課題▽その方々を支援する人が抱える課題――について、それぞれのユーザー視点やインサイトを深く掘り下げる。参加の中高生チームは、自らの観点や発想、興味を軸に課題を再定義し、自分たちの“武器”であるプログラミング(ゲームやアプリ制作)を活用して、課題解決アイデアの具現化に挑戦する。
本プログラムは、STEAM教育を基軸とし、学生がデザイン思考とプログラミングを用いて社会課題解決に挑む実践型人材開発プログラム。プログラミングやデザイン思考を使い、ユーザー視点に立った課題解決型プロダクト(ゲームやアプリなど)を開発する経験を提供することで、学生たちが自分のアイデアを具現化する力を養うことを身につけることを目指している。
プログラム内で重視しているのは、他者と協力しながら課題解決に向けた知識・能力・思考を身に付ける「アントレプレナーシップ型」の育成。ビジネスの基礎的な考え方を身につけるだけでなく、『問題の発見』『解決策の創出』『実行に移す』というプロセスを学生が体験することを目的としている。失敗を恐れず試行錯誤を繰り返しながら、柔軟な発想と持続可能な解決策を模索し、実社会で通用する力を育む。
さらに、4カ月という限られた期間のなかで短期的な完成度を追い求めるのではなく、失敗を恐れずに新しい価値を創造する経験や自由な発想・好奇心をゲームやアプリケーションの機能で具現化する「アジャイル型」の経験を重要視することで、次なる挑戦へとつなげることを目的としている。
実施期間 6月~9月(4カ月間・週末開催)
テーマ 精神・発達障がいと個性の活かし方
参加対象 佐賀県内の中学2年~高校2年生(20~30人予定)
開催地 佐賀大学キャンパス、有田町、唐津市、鹿島市ほか
参加費 無料
◆詳細・参加申込フォームはこちらから ※締切5月31日(土)