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オンラインリスクの被害者の多くは加害者と家族や友人関係

2018年2月23日

マイクロソフトが、23か国を対象にしたオンラインリスクとその影響に関する最新調査を公開しました。

オンラインリスクの状況は世界レベルで改善しているようですが、オンラインでの不適切行為のターゲットになった被害者の多くは、加害者と家族や友人関係であったことがわかりました。
 オンラインで人々が最も多く経験したリスクは、2年連続で「迷惑な接触」。回答者の41%が、オンラインで他者から望んでいない接触を受けたそうです。そして多くは現実世界で加害者に会ったことがあると解答。しかもオンラインリスク発生前に加害者に会っているようです。なお、日本は世界平均よりもオンラインリスクの経験数が低い結果でした。

ミレニアル世代(18~34歳)がオンラインリスクを最も多く経験しており、礼儀正しさのスコアでも最低となっています。また、いじめやハラスメントの影響は男性に対してよりも女性に対しての方が大きくなっています。

加害者と実世界でも繋がりがあることはオンラインリスクの危険度を高めます。加害者に実世界で会ったことがある者の方が、会ったことのない者と比べると、リスク数の平均は56% 増加しています。加害者と実世界で繋がりがあれば、その後、何らかの影響を及ぼす可能性があります。最も多い影響は、うつやストレス。実世界で加害者に会った事があると回答した者のうち57%がうつ状態になり、42%がストレスが増したと回答しています。

日本の礼儀正しさのスコアは、グローバルの平均よりもはるかに低くなっています。「他人を尊重する」「他人の視点に敬意を払う」「反対意見を述べる前に少し考える」礼儀正しさを持つことが望まれます。

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