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「現代社会におけるAI技術」をテーマとした産学連携授業を4月から開始 京都女子大学×ネットワンシステムズ

2022年4月8日

京都女子大学とネットワンシステムズはデータサイエンス・AI教育の拡充を目的に「現代社会におけるAI技術」をテーマとした産学連携授業を、4月から現代社会学部の授業において開始する。また、両者は2021年4月から「現代社会とICT」をテーマとした産学連携授業も行っており、今年も継続して実施する予定。

 


■2023年4月のデータサイエンス学部の開設に先立ち実施

京都女子大学では、20234月にデータサイエンス学部の開設を予定。社会の多様な課題を発見する感性や、課題解決に向けて適切なデータ収集・分析・活用スキルを見つけるための文理融合型プログラムを導入する予定となっている。現代社会学部ではデータサイエンス学部の開設に先立ち、現代社会における機械学習やデータ分析の仕組みを技術的な側面から理解できる内容の授業を検討していた。

 


■AI活用事例を技術的側面から学ぶ

「現代社会におけるAI技術」をテーマとした授業では、機械学習・データ分析などの仕組みや現代社会におけるAI活用事例を技術的側面から学ぶなど、データサイエンス・AIに関する知識および技術について講義する。

 


■ICT業界で働く人の話でキャリアイメージを形成する

本授業の内容は、京都女子大学とネットワンシステムズの教育サービス機関である「ネットワークアカデミー」が共同で開発。また、実際にICT業界でネットワークシステムを中核とした事業を展開しているネットワンシステムズの女性社員(京都女子大学の卒業生を含む)がゲストとして登壇することで、学生のキャリアイメージ形成の支援につなげる。

 


■全15回の授業を実施

現代社会学部の2回生以上が受講する「特講A:現代社会におけるAIを技術的側面から理解する」(約50名の受講を想定)で、ネットワンシステムズの女性社員がゲスト講師として全15回の授業を担当する。

 


■特講Aや情報アプローチの授業をネットワンシステムズが担当

特講という枠組みは、現代社会学部において既存のカリキュラムに加えタイムリーな話題を扱えるように用意されたものとなる。さらに、昨年度から実施している1回生科目の「情報学アプローチ」でも、全15回の授業の中で2回分をネットワンシステムズが担当する。

 


<京都女子大学の産学連携授業>


【特講A】:現代社会におけるAIを技術的側面から理解する

AIの活用事例やデジタルトランスフォーメーションなどのビジネス環境の変化を学んだ後、AIを支える技術として機械学習やデータ分析、深層学習などを解説する。さらに、現代社会におけるAI活用事例の調査や、AIを活用した新しいサービスの企画を通じて、AIが現代社会にどのような影響を与えるかを技術的側面から考える力を身につける。

 


【情報学アプローチ】:情報技術と現代社会(全15回中の第3回)

現代社会におけるICTの活用拡大の状況を解説。具体的にはICT業界の業種・職種の分類について実例を挙げながら整理し、消費者向け・法人向け双方を包括した社会全体とICTの関係性について解説する。

 


【情報学アプローチ】:現代社会における情報セキュリティ(全15回中の第11回)

現代社会におけるサイバーセキュリティの状況について解説。具体的にはデジタル化・ネットワーク化が利便性向上に寄与していると同時に、サイバー攻撃の脅威が拡大していることを解説し、事例を交えながら、現代社会における脅威や対策を紹介する。

 


<京都女子大学現代社会学部 宮下健輔教授 コメント>

『現代社会におけるAI技術』をテーマにした「特講A」は、情報学アプローチの応用として、データサイエンスがどのように活用されて役に立っているかを理解するだけではなく、グループワーク等を通じて自分自身で考える機会にもなると考えています。また、社会で活躍している本学の卒業生をゲストとしてお迎えすることで、大学で学んでいることがどのように社会の役に立つかを知り、自身のキャリアを考える一つの要素となると期待します。

 

京都女子大学

ネットワンシステムズ

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