ハイブリッド型総合書店「honto」は、全国の小学生が「一番好きな本」を投票する「小学生がえらぶ！“こどもの本”総選挙」と、手紙を通じて本への想いを共有し合う書店企画「BOOK FUN LETTER」の2つの企画を連動させたコラボフェアを9月30日(金)まで開催している。
■hontoサイトと全国の丸善ジュンク堂書店で開催
ハイブリッド型総合書店「honto」は大日本印刷（DNP）及び丸善ジュンク堂書店、文教堂及びトゥ・ディファクトが共同で運営。今回のフェアはhontoサイトと全国の丸善ジュンク堂書店82店舗で開催されている。
■「“こどもの本”総選挙」で投票された作品に「BOOK FUN LETTER」の企画を実施
今回のコラボフェアでは「第3回“こどもの本”総選挙」でランキング上位に入らなかったけれど熱い想いを込めて投票された本の中から、子供たちの推薦文をもとに書店員が厳選。特に心に響いた推薦文の8作品を対象として「BOOK FUN LETTER」の企画を実施する。
■手紙が選ばれた場合は作者から返事が届く
小学生が投票時に送った本の感想はhontoサイトで公開し、POPにして本とともに店頭に展示。参加者は対象の本を読んで本への想いを手紙にする。手紙が選ばれた場合には、書籍の作家・訳者・編集者から返事が届く。選ばれた手紙と返事は、hontoサイトで公開。入選作の発表は2023年1月頃を予定している。
■子供たちに特別な読書体験を
今回のコラボ企画は、本と出会う喜びや、誰かに気持ちを伝える喜びを通して、子供たちに特別な読書体験をしてもらいたいという想いから実現。本に対する子供たちの想いをPOPにして店頭に掲げることで、他の誰かと本との出会いにつなげたり、読書によって生じる想いを手紙にして体験価値を高めたりすることを期待している。「選んで、読んで、想いを伝える」という一連の体験が、子供たちの豊かな成長につながることをねらいとしている。
＜小学生がえらぶ！“こどもの本”総選挙＞
小学生が「一番好きな本」に投票し、最も小学生に支持されている本を発表することで、子供たちに素敵な「本」との出会いと豊かな読書体験を提供する企画。第3回の総選挙では、2021年5月から9月に16万人を越える小学生が投票を行い、2022年2月に芸人・作家である又吉直樹氏をアンバサダーに迎え、ベスト10が発表された。1位にランクされた「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」（廣嶋玲子・著）をはじめ、10位までの本は、全国約3,000の書店で並べられ、話題となった。
＜BOOK FUN LETTER＞
丸善ジュンク堂書店の書店員がお薦めする児童書・絵本を紹介し、読んだ感想を手紙の形で読者から募集して共有する企画。手書きの手紙を投函する応募形式によって、想いを人に伝える楽しさと、感動を共有する喜びを感じてもらえるイベントとなっている。手紙は全てBOOK FUN LETTER委員会が目を通し、選りすぐりの手紙をhontoサイトで公開するほか、対象書籍の作家・訳者・編集者にも手紙を届けて返事がもらえるというプレゼントもある。
＜イベント概要＞
開催日時：2022年6月1日(水)～9月30日(金)
実施店舗：丸善ジュンク堂書店 82店舗
フェアの詳細：以下のWebサイトで確認 https://honto.jp/BFL-kodomo
【ハイブリッド型総合書店「honto」について】
「honto」は、ネット書店と丸善、ジュンク堂書店、文教堂などのリアル書店を連携させた総合書店として2012年5月にサービスを開始し、2022年5月でサービス開始から10周年を迎えた。ネット書店とリアル書店共通で利用できるhontoポイントサービスは、その後、啓林堂書店、戸田書店(8店舗)、函館栄好堂 丸井今井店など全国各地のリアル書店を加え、現在約180店舗で展開。2022年5月現在、会員数700万人を突破しており、「読みたい本を、読みたい時に、読みたい形で」提供するサービスで本を愛する人をサポートする。
