文部科学省は「夏季休業期間中等における高等学校情報科に係る教員研修について」という通知を7月4日(月)に発出。情報科の担当教員の専門性を向上させるため「2022年度情報処理学会高等学校情報科教員研修」を受講することなどを勧めている。
■情報科の担当教員の専門性を高めるため様々な取組を実施
文部科学省では、2022年4月 27 日付の事務連絡で、高等学校の各学科に共通する教科情報科の担当教員は専門性の向上に努めるよう依頼。これにより各学校では様々な取組が行われている。
■文科省の補助金の交付を受けて研修を開催
こうした中、情報処理学会の主催で「2022 年度情報処理学会高等学校情報科教員研修」が行われる。この研修は文科省の補助金の交付を受けて実施されるため、受講者の負担が大きく軽減され、実費程度となっている。
■自身の都合に合わせて受講可能
研修の基本的な開催日時は設定されているものの、オンデマンドにより自身の都合に合わせて受講することも可能。受講したコマごとにデジタルバッジが交付されるなど、今後の研修計画や教員配置にも生かせるものとなっている。
■研修への積極的な参加を促すよう教育委員会に通知
今回の通知では教育委員会の担当者に向けて、夏季休業期間などを活用して研修への積極的な参加を促進し、域内における高等学校情報科の一層の充実を図るよう求めている。
＜2022年度情報処理学会高等学校情報科教員研修＞
参加申込は以下のWebで7月15日(金)から開始予定
