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好きな宿題のトップはタブレット学習(49.0%)、自由研究テーマで中高生はSTEAM関連目立つ~親子569組が回答

2022年7月30日

子供が好きな夏休みの宿題のトップはタブレット学習で約半数が回答していることが、やる気スイッチグループが未就学児から高校生とその親子569組に対して実施した「夏休みの宿題・自由研究についてのアンケート」から明らかとなった。また、中高生は自由研究に取り組む余裕がないという回答が増えてくるが、取り組んだ生徒はSTEAM関連をテーマにしたものが目立つ結果となった。

 


■小学生の56%が好んでタブレット学習に取り組んでいる

夏休みの宿題の種類について好き・苦手をたずねたところ、好きな宿題のトップは2人に1人がタブレット学習(49.0%)と回答。小学生(56.4%)、中学生(45.3%)、高校生(40.0%)など、特に小学生はタブレット学習に楽しく取り組んでいる様子が伺える。


■中学生の65%が読書の宿題は苦手と回答

一方、苦手な宿題と答えた割合が全体で最も高かったのは読書・読書感想文(54.7%)となった。小学生(51.2%)、中学生(65.0%)、高校生(53.3%)と、中学生が最も読書の宿題を苦手に思っていることが分かる。

 


■夏休みの宿題は「すぐやる」「計画的にこなす」

夏休みの宿題の取り組みかたについては「締切直前・夏休みの最終日に宿題をこなす」という回答が最も少なく(7.2%)、夏休みの宿題を前倒しで「すぐやる」(35.5%)または「計画的にこなす」(27.1%)なお堅実派が主流となっている。


■夏休みの宿題を計画的に進める小学生

夏休みの宿題を「すぐやる」と答えたのは小学生が最も高く(39.9%)、学年別でみると特に小学2年生では2人に1人(50.9%)となっている。最初にスケジュールを立てて「計画的にこなす」割合も小学生が高く、中でも小学56年生の割合が高くなっている(5年生:35.6%6年生40.7%)。

 


■普段の宿題よりも計画的に進める

高校生では 「空いている時間にこなす」との回答が最も多く、全体の半数以上(56.7%)にのぼる。また、普段の宿題については全体的に「すぐやる」(46.2%)が多く、普段の宿題を「計画的にこなす」ことは夏休みの宿題より少ない傾向(9.1%)であることが分かった。

 


■夏休みの宿題は保護者に手伝ってもらう傾向に

普段の宿題は子ども全体の85.4%が「自分で頑張る」と回答。夏休みの宿題についても「自分で頑張る」が67.1%と最も多いが、普段の宿題と比べると2割ほど少なく、保護者に手伝ってもらう・もらった割合が増えている(普段:17.9%、夏休み:45.5%)。


■中学生以上は自由研究に取り組む余裕がなくなる

全体のおよそ4割(38.8%)は自由研究を夏休みの必須の宿題として取り組んでいると回答。学年別では小学6年生の42.2%は夏休みの他の宿題より自由研究が好きと回答。ただし、中学生以上になると、自由研究よりもその他の宿題をこなすので精一杯と答える割合が高くなっている(小学生8.6%/中学生27.8%/高校生23.3%)。


■低学年の児童が「プログラミングのゲーム作り」の挑戦

小学校13年の自由研究のテーマでは「絵の具の色を混ぜたら何色になるか?」「海山川でそれぞれ生き物採集をしてスケッチをしてまとめた」など子供の好奇心を刺激するようなものが目立つが、「プログラミングでのゲーム作り」という回答も見られた。

 


■疑問に思ったことを自由研究で解き明かす

小学校46年生になると「高野山に行って空海について調べた」「太陽の熱でゆでたまごができるのか?の実験」など自分が興味のあるテーマについて、実験や調査を通じて疑問を明らかにするようなものが目立つ。

 


■STEAM関連のテーマが目立つ中高生

中学生・高校生では「パルスオキシメーターを使って呼吸を止めた時に酸素飽和度がどのくらい下がるか調べた」「シャボン液の濃さの違いで割れるまでの時間を調べた」「シーグラス探しと海洋ゴミ問題」などSTEAM関連をテーマにした実験が目立ってくる。

 


■宿題の量より、しっかりと復習ができる形を望む

普段の宿題や夏休みの宿題の量について保護者に聞いたところ、保護者の半数以上が「量にはこだわらないが、その日/1学期の復習をしっかりできるようにしてほしい」と回答(普段の宿題:63.3%、夏休みの宿題:57.6%)。


■量を増やしてほしい保護者は減らしてほしい保護者よりも多い

また、夏休みの宿題は「勉強時間を確保するため、多めに出してほしい」(12.8%)・「遊びばかりにならないよう、多めに出してほしい」(9.7%)と量を増やすことを望む保護者は、「塾や習い事との両立のため、少なくしてほしい」(9.1%)・「子供に取り組ませるのが大変なため、少なくしてほしい」(5.6%)より量を減らしてほしいという回答よりも多くなっている。

 


<夏休みの宿題・自由研究についての親子アンケート 実施概要>

調査対象・方法:やる気スイッチグループのスクールに通う生徒とその保護者へのインターネット調査

調査期間:2022715()720()

調査機関: やる気スイッチグループ

有効回答数と属性:未就学児~高校3年生の生徒とその保護者569

 

やる気スイッチグループ

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