鹿児島県徳之島町とコウズは7月20日、IT・ICTの底上げと地域の活性化を推進することを目的に、包括連携協定を締結した。今後両者は、「第6次徳之島町総合計画」に基づき、ICTの活用、地域のDXを推進するとともに、中長期にわたるITアイランドの確立を目指し、地域活性化のための施策や人材育成に取り組む。
包括連携協定の主な連携・協定内容は以下のとおり。
両者は、IT・ICTの底上げによる地域の活性化と、小中学生から企業まで一貫したIT・ICTの推進を通じて、中長期にわたりITアイランドを確立することを目指した取り組みを実施していく予定だ。
◎徳之島町長 高岡秀規氏のコメント
新たな包括連携協定を結ぶ運びとなり、本町の発展に向けた共同の取り組みが進展しましたことを喜ばしく思っております。また、ICT・IoT技術を取り入れることで多様化する社会環境に適切に対応できる人財や世界で活躍できる人財の育成に努め、島内においても本土と格差なく事業を行えるチャレンジする若者を支援できる環境づくりに注力してまいります。さらに、コウズさんと引き続き緊密な連携を深めていき、奄美群島の産業の中心的な担い手となる若者を育成をし、よりスマートで持続可能な「ITアイランド徳之島」の実現に向け注力してまいります。
◎コウズ 代表取締役 浜野耕一氏のコメント
2018年から取り組んでいる奄美大島での様々な活動を通しての経験を活かし、離島でのIT・ICT活用の在り方や、これからの未来を担っていく子どもたちへのプログラミング学習を中心とした教育支援の可能性も軸に入れ、徳之島町が掲げます基本理念『「人・自然・みらい輝く」新たなまちづくり！』に寄り添い、地域社会の発展と住民サービスの向上に向けた基盤づくりに取り組んでいきたいと思います。また、徳之島町との協力のもと第6次徳之島町総合計画推進に向けて、ICTの活用や地域DXの推進に注力し、ITアイランド徳之島を目指していきたいと思います。今回の包括連携協定が徳之島町だけでなく、奄美群島全体のIT活用の底上げとなり、全国離島のIT推進成功モデルとなるために尽力してまいります。
