福岡県宗像市は、公立中学校の部活動地域移行事業において、部活動の運営管理アプリ「Sgrum」を導入した。3月21日、提供元のユーフォリアが発表した。
市は昨年9月、学校部活動休養日に開催する中学生スポーツ事業「むなかたアカデミー教室」を、グローバルアリーナに委託する形で設立。部員数が少なくて活動ができない、専門的な知識を有した指導者が見つからず望ましい指導を受けられなかった種目でも参加でき、子供たちに新たな活動場所を提供している。
2024年度からは、将来のクラブ化を見据えた「むなかたアカデミークラブ」に発展させて開催し、同市立中学校の運動部全10種目（全15教室）に加え、新たに文化部（吹奏楽）も開講することになっている。
「Sgrum」は、本クラブの運営業務システムとして導入される。生徒の管理や連絡網、活動スケジュールの共有などに活用し、業務の効率化を図る。保護者／生徒も、スマホアプリで簡単に、休みの連絡やスケジュール確認を行うことができるようになる。
