大阪市で開催中の大阪・関西万博で7月18日、「TEAM EXPOパビリオン」にて、福島県立郡山高等学校の生徒らによる「各国の大使と繋がり、社会課題の解決策を提案するグローバル探究プロジェクト」の発表が行われる。今回の万博で「共創チャレンジ」の創出・支援を行う「TEAM EXPO 2025」の共創パートナーであるパブロスがサポートしている。
福島県立郡山高校の探究学習授業風景
発表を行うのは、同校の福島県2・3年グローバル探究チーム。今回の共創チャレンジの内容は次のとおり。▽各国大使が抱える社会課題をヒヤリングし、探究授業を通してその解決策を提案▽学修プラットフォームPABLOSを通じて、各国の駐日大使とつながり、その国が抱える社会課題についてオンラインでヒヤリングし、探究授業を通して提案を行う▽大使自身のキャリア観についてヒヤリングし、キャリア探究のテーマとして活用。
プロジェクトは、▽誰もが自分らしく学べる社会の第一歩を作る▽国や文化、支援の有無、性別に関係なく語り合える対話の場を作る▽教育・性・ジェンダーの課題をクロスして考える――ことを目標にしている。
各国大使館との対話を通し、トンガ王国、レソト王国、スロベニアと探究授業を実践する。
パブロスは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を具現化するプログラム「TEAM EXPO 2025」の「共創パートナー」に任命され、大阪・関西万博の一員として、多様な「共創チャレンジ」の創出・支援を担っている。7月18日の「TEAM EXPOパビリオン」では、6教育機関が探究リンクプロジェクトのステージ発表と展示を行う。