東京女子学園高等学校(現 芝国際高等学校)で9月17日・24日の2日間、セルフケアに関する探究授業が行われた。授業を担当したのは、第一三共ヘルスケア。同社では、メタバース上の社会体験学習プラットフォーム「PMYアカデミー」を活用した中高生向けのセルフケア啓発コンテンツを提供している。
授業には、同校の2年生15人が参加した。生徒はアバターを通じて仮想空間内の教室に入り、薬の知識や美容、運動など5つのカテゴリーからセルフケアの重要性を学習した。メタバース空間上で自ら調べ、話し合うという新しい形態の探究学習を体験した。

初日はタブレットを用いて正しい健康情報を学ぶ「全国統一 セルフケア検定」を受検し、自身の知識レベルを確認した。2日目には、学んだ知識をもとに「学校生活におけるセルフケアの課題」をテーマにグループ発表を行った。
生徒からは、薬を飲むタイミングや栄養バランスなど、生活ですぐに実践できる知識を得たとの声が上がり、毎日の行動が将来の健康につながることを学ぶ機会となった。同校で探究学習指導を担当する唐澤博教諭は、生徒自身が調べ、体験できる仕組みをつくることが大切だと授業の意義を語る。

生徒たちは3チームに分かれ、初日に学んだ5つのカテゴリー(「薬の知識」・「美容」・「運動」・「食事」・「生活」)の中から1つを選び、「学校生活におけるセルフケアの課題」をテーマに、課題やその背景、改善のためのアイデアについて発表した
SNSなどで偽情報や誤情報が広がるなか、若年層が正しい情報を見極め、自らの健康を守る力を養うことの重要性が増している。学校という教育現場において、企業が持つ専門的な知見やデジタル技術を活用した次世代教育支援は、子供たちのヘルスリテラシー向上に大きく寄与する。同社では、地理的制約のないメタバース空間を活用し、今後も世の中のヘルスリテラシー向上を目指して健康教育の支援を続けていく方針だ。