第一三共ヘルスケアは、若年層のヘルスリテラシー(健康に関する正しい情報を見極めて入手・活用する力)向上を目的に、高校生を対象とした「出張授業」プログラムを実施する。昨年の実施風景をまとめた動画を制作しWebサイトで公開している。

歯周病はこれまで「中高年の病気」と捉えられがちだったが、厚生労働省の調査では、15〜19歳の5人に1人以上が、歯周病が進行している状態とされる4mm以上の歯周ポケットを有していることが示されている。背景には、ストレスや睡眠不足、口呼吸の増加、歯間ブラシ・デンタルフロスの未使用、歯科健診の受診率の低さなど、若年層を取り巻く生活習慣の変化があると考えられている。
こうした状況を踏まえ同社は、高校生のヘルスリテラシー向上を目的とした出張授業プログラムを開始した。今年は大阪での実施を皮切りに、青森、千葉、東京、静岡、福井、大阪、広島、佐賀の全国8カ所で実施を予定している。
本プログラムでは、全12コマの授業を行い、高校生が正しいセルフケアや健康情報の見極め方を学ぶだけでなく、同世代へセルフケアの大切さを発信する「セルフケアアンバサダー」として、学んだ知識を動画にまとめて発表する。SNSや生成AIなどの普及により偽情報や誤情報が溢れる中で、間違った情報に惑わされず正しい情報を見極めて取得する力を養うとともに、一人ひとりが発信者としての力を育むことを目的としている。