「FLL学校チャレンジ」を開催～国際的なロボット競技会に出場する学校を支援

2020年8月26日

NPO法人青少年科学技術振興会FIRST Japanとレゴエデュケーションは、国際的なロボット競技会「FIRST® LEGO® League」（以下FLL）の国内での普及と小中学校のプログラミング教育への貢献を目的に、ロボット教材の無償提供や指導者講習の無料実施などのサポートを提供する「FLL学校チャレンジ」を開始した。現在、参加を希望する小中学校を全国から募集している。

■プログラミング学習に取り組みやすい環境作りをサポート

「FLL学校チャレンジ」はFLL参加支援プログラムとなる。全国の小中学校から限定20校を対象に、FLLで使われるロボット教材や大会セットを無償提供。さらに、指導者講習会の無料実施や大会参加費の割引などのサポートを提供する。

■プログラムを通じて世界大会に出場するケースも

FIRST Japan とレゴエデュケーションは、広く科学人材・グローバル人材の育成に寄与したいとの思いから、2017年に本プログラムを開始。本プログラムを通じて、これまで公立を含む小中学校が世界大会に出場するという事例も出ている。

■「Explore」と「Challenge」の２部門で募集

FLLは年齢に応じ、小学1年～小学3年を対象とした「Explore」と、小学４年～高校１年を対象とした「Challenge」のカテゴリーに分かれ、今回それぞれ10校を募集。ロボット教材は「Explore」には、レゴエデュケーションの「レゴ® WeDo 2.0」、「Challenge」には同社の「レゴ® エデュケーションSPIKETMプライム」を提供する。