学校情報化認定制度を運用している日本教育工学協会(JAET)は、GIGAスクール構想による１人１台PC配備に伴い、認定の基準となるチェックリストを改訂する。改訂するチェックリストは、新しいパンフレットで２月中に公開予定。それに伴い学校情報化診断システムも4月に改訂する。
JAETでは、学校情報化診断システムを活用して、学校の情報化の状況を自己評価し、総合的に情報化を進めた学校（小学校，中学校、高等学校）を認定する 学校情報化認定に2014年度から取り組んでいる。
学校情報化診断システムに登録すると、全国の学校との比較や、既に優良校の認定を受けた学校の 申請内容（エビデンス）を参照することができる。優良校の審査は、JAETの役員で構成される学校情報化認定委員会が定めた基準に従って行う。
学校情報化優良校については2020年3月末時点で累計887校が 認定されている。学校情報化優良校の認定期間は3年間。それを超えると再認定を行う。
2021年1月には次の学校が学校情報化優良校に認定された。
大阪府大阪市立住吉中学校、大阪府大阪市立長吉六反中学校、大阪府大阪市立高倉中学校、大阪府大阪市立佃西小学校、大阪府大阪市立安立小学校、大阪府大阪市立住之江小学校、福岡県うきは市立山春小学校、大阪府大阪市立八阪中学、神奈川県関東学院六浦中学校・高等学校、愛媛県八幡浜市立喜須来小学校、大阪府大阪市立天満中学校、愛媛県松山市立河野小学校、大阪府大阪市立桜宮小学校、大阪府大阪市立四貫島小学校、大阪府大阪市立築港小学校、大阪府大阪市立清江小学校、大阪府大阪市立西三国小学校、大阪府大阪市立高津中学校、大阪府大阪市立東中浜小学校、大阪府大阪市立都島中学校、大阪府大阪市立明治小学校、大阪府大阪市立松虫中学校、大阪府大阪市立西天満小学校、大阪府大阪市立すみれ小学校
特に大阪市立学校の認定が多い。大阪市は2021度のJAET全国大会の開催地として全校優良校を目指している。
