河合塾は、今後の情報科の指導について考える機会として、オンラインイベント「教科『情報』をめぐる動きと情報入試に向けた指導を考える」を10月10日(日)に開催。参加者を9月30日(木)まで受け付けている。
■教科「情報」の動向などを進学情報誌やWebサイトで発信
河合塾は進学情報誌「Guideline」、情報科教員向けサイト「キミのミライ発見」などを通じて、教科「情報」の動向や学校現場での指導の実践事例をはじめとした情報発信に努めてきた。
■教科「情報」の理解を深めるためオンラインイベントを開催
今回、その理解を深めるとともに、現場の先生と今後の指導について考える機会を持つため、オンラインイベント「教科『情報』をめぐる動きと情報入試に向けた指導」を10月10日に開催する。
■今後の情報科の指導について考える
これまで取り上げてきた情報教育政策の動向や優れた授業の実践事例、情報入試を実施する大学などの情報など、その成果の一部を紹介。参加者と共に今後の情報科の指導について考える機会が設けられる。
<オンラインイベント概要>
開催日時:2021年10月10日(日) 14:00~17:00
会場:オンライン開催(Zoomミーティングを使用)
※10月5日頃、申込みの際に登録したE-mailアドレスに参加に必要なURLを送付
対象:高等学校・中等教育学校・中学校教員、教育委員会・教育センター情報科担当者、
大学教職員ほか
申込み方法:以下のWebサイトの最下段のボタンから申し込む
定員:300人
申込み期限:2021年9月30日(木)
※定員に達し次第締め切りとなる
参加費:無料
<プログラム>
プロローグ:河合塾
2025年度大学入学共通テスト概要と出題教科「情報」の位置づけ
基調講演:鹿野利春氏
高大接続における教科「情報」と情報入試の意味
講演:竹中章勝氏
河合塾モニター調査・大学入試センターサンプル問題・既存入試にみる「情報I」の
指導の課題
講演:佐藤義弘氏
「情報I」プログラミングの指導と大学入学共通テスト
登壇者によるディスカッション
<登壇者>
鹿野利春氏
京都精華大学メディア表現学部教授、文部科学省初等中等教育局視学委員
石川県の公立高等学校勤務、石川県教育委員会を経て、文部科学省で高等学校情報科
教科調査官として勤務。平成30年告示の高等学校学習指導要領、高等学校情報科
「情報I」「情報II」教員研修用教材等の作成にあたる。2021年4月より現職。
竹中章勝氏
奈良女子大学非常勤講師
中高一貫校の情報科教員を経て、現在大学教員。文部科学省ICT活用教育アドバイザー
として普通教室におけるICTを活用した教育環境デザインと実践、プログラミング
教育などに関して教育委員会等で情報教育のアドバイザーも務める。専門教科「情報」
教科書『アルゴリズムとプログラム』(実教出版)執筆。
佐藤義弘氏
東京都立立川高等学校指導教諭
2000年「現職教員等講習会」で情報科教員免許取得。2009年文部科学大臣優秀教員
表彰。「教育の情報化に関する手引き」検討委員、「学習指導要領–情報編」協力者など
歴任。高等学校情報科教科書、『情報最新トピック集』(日経BP)、『情報科教育法』
(オーム社)など著書も多数。
【参加申込は下記へ】