• StuDX Style
    教育委員会対象セミナー
    KKS 学校教材 学校教材をお求めの方
    JBKジュニア防災検定
  • ブックレビュー
    都道府県別教育旅行リンク集
    おうちミュージアム
最新ニュース

小学校教員1024人を調査 約7割が「プログラミング教育に手ごたえある」と回答~リトルソフト調べ

2022年5月12日

約7割の教員が現在行っているプログラミング教育に「手ごたえを感じている」ことが、リトルソフトが全国の小学校教員1024人を対象に実施した「プログラミング教育必修化」に関する調査から明らかとなった。

 


■7割の教員がプログラミング教育に手ごたえ

「現在行っているプログラミング教育に手ごたえを感じていますか?」という質問では、「大きな手ごたえを感じている」(14.7%)、「ある程度の手ごたえを感じている」(55.7%)と約7割の教員が手ごたえ感じていると回答。一方、「あまり手ごたえを感じない」(25.9%)、「まったく手ごたえを感じない」(3.7%)と約3割が手ごたえを感じていないと回答している。


■プログラミングを体験しながら学習活動ができている

手ごたえを感じる理由としては「プログラミングを体験しながら学習活動ができている」(56.0%)が最も多く、次いで「プログラミング的思考(論理的思考力)が身についてきている」(37.3%)、「文字入力などの基本的なPC操作が習得できている」(37.2%)と続く。


■手ごたえを感じない回答のトップは環境の不備

一方、手ごたえを感じていない理由のトップは「プログラミング教育を行う環境に不備があるから」(39.9%)となりプログラミングを教える環境が整っていないと回答。次いで「自分が納得できるプログラミング教育ができていないと思うから」(35.0%)、「児童が成長している実感が湧かないから」(30.4%)と続く。

 


■66%の教員がプログラミングに関する知識を持っていたと回答

プログラミングに関する知識について「プログラミング教育が必修化前は、どのくらいプログラミングの知識を持っていたか?」と質問したところ「専門的な知識を持っていた」(21.0%)、「教育に必要な知識は持っていた」(45.0%)と6割以上の教員がプログラミングの知識を持っていたと回答。「あまり持っていなかった」(23.5%)、「まったく持っていなかった」(10.5%)で約3割の教員がプログラミングの知識を持っていなかったと回答している。

 


■9割の教員は負担が増えたと回答

「プログラミング教育の必修化により、授業にかかる負担はどのくらい増えたか?」という質問では「大きく負担が増えた」(32.7%)、「やや負担が増えた」(54.8%)で約9割の教員が負担を感じていると回答。「変わらない」(10.5%)、「負担は減った」(2.0%)と答えた教員は約1割だった。


■教科内容の理解や指導計画など準備に負担を感じる

負担を感じている教員に「プログラミング教育の必修化により、最も大きな負担を感じているのはどのような点か?」を質問したところ「教科内容の理解や指導計画など準備が大変な点」(45.1%)との回答が最も多く、次いで「情報機器(端末)の操作を覚える必要がある点」(23.6%)、「教材やカリキュラムなど用意することが大変な点」(22.2%)と続く。

 


■プログラミングを教える教員自身に課題が

「指導する教員についての課題は、どのくらいあると思うか?」という質問では「大きな課題があると思う」(40.8%)、「やや課題があると思う」(55.1%)となり、ほとんどの教員がプログラミング教育を行う教員自身に課題があることを実感していることが分かった。


■プログラミングの授業の進め方が決まっていない点に課題を感じる

「課題があると思う」と回答した人に「課題があると感じるのはどのような点か?」を質問したところ「具体的な授業の進め方や指導方法などが決まっていない点」(51.4%)、「プログラミングを使った授業に不慣れな点」(42.2%)、「プログラミングを指導するための教員研修プログラムが稚拙な点」(42.2%)などの回答が上位にあがった。

 


■インターネットや無線LANなど通信環境の整備を求める声が多く

「小学校の教育環境の課題に対して、どのような対策が必要だと思うか?」という質問では「インターネットや無線LANなどの通信環境の整備」(47.1%)が最も多く半数近くが回答。次いで「ICT環境(児童数と教育用コンピュータ台数の比率改善など)の整備(38.8%)、「電子黒板、実物投影機などの補助機器の整備」(35.3%)と続く。最後に「今後、小学校のプログラミング教育を推進するためには、さらなるICT環境の整備が必要だと思うか?」と質問したところ、約9割の教員が「はい」(89.6%)と回答している。


【調査概要:「プログラミング教育必修化」に関する調査】

調査期間:2022214()216()

調査方法:インターネット調査

調査人数:1,024

調査対象:全国の小学校教員

モニター提供元:ゼネラルリサーチ

 

リトルソフト株式会社

最新セミナー情報

  • StuDX Style
    教育委員会対象セミナー
    KKS 学校教材 学校教材をお求めの方
    JBKジュニア防災検定
  • ブックレビュー
    都道府県別教育旅行リンク集
    おうちミュージアム
最新号見本2024年04月15日更新
最新号見本
新聞購入は1部からネット決済ができます

PAGE TOP