経済産業省は、すべての社会人にとって必須スキルであるデジタルスキルに関するポータルサイトとして「マナビDX(デラックス)」を公開した。これまでデジタルスキルを学ぶ機会が無かった人にも、新たな学習を始めるきっかけとなるよう、誰でもデジタルスキルを学ぶことのできる学習コンテンツが紹介されている。
■経済産業省が策定した統一基準(DXリテラシー標準)も掲載
新しい知識やスキルを習得したいが、何をどのように学んだらよいか分からない人に向けて経済産業省で策定した統一基準(DXリテラシー標準)も掲載。さらに、基礎的な知識・スキルを身につけた人向けに、より実践的な講座も掲載している。
■受講料の支援のある講座や特に女性におすすめのコンテンツなどを公開
7月28日現在、「デジタル入門/基礎講座」には101件、「デジタル実践講座」のITスキル標準には4件、ITSS+には115件、「受講料の支援のある講座」には114件、「特に女性におすすめ」には32件の学習コンテンツが紹介されている。
■実践的な疑似体験学習などを紹介予定
今後は掲載講座を充実させるとともに、複雑なビジネス課題に対して、デジタル技術を活用して解決していく、実践的な疑似体験学習や企業や地域などの現場における課題解決プログラムを紹介する予定。
■2022年9月からデジタル推進人材育成プログラム「マナビDX Quest」を実施
また、さらなる地域企業・産業のDXの実現に向け、ビジネスの現場における課題解決の実践を通じた 能力を磨くため、2022年度9月~2023年2月中旬の期間、1800名程度の学生・社会人を対象にデジタル推進人材育成プログラム「マナビDX Quest」を実施する。
■受講生を8月8日まで募集
「マナビDX Quest」は、企業データに基づく実践的な「ケーススタディ教育プログラム」と、地域の中小企業との協働によるデジタル技術を活用した課題解決型の「現場研修プログラム」からなる。「マナビDX Quest」の受講生を8月8日(月)まで募集している。希望者は以下のWebで登録する。