福井県、デジタル地域通貨を活用した地域課題解決アイデアコンテストを開催

福井県では、11月から県内全域を対象としたデジタル地域通貨の導入を予定している。 デジタル地域通貨とは、自治体やコミュニティ内でのみ利用可能な決済手段の一つ。使用店舗や使用期限の設定が可能なほか、個人を特定した柔軟なポイントの付与も可能。導入により、域内経済の活性化や地域コミュニティ活性化、行政事務の迅速化・費用削減などの効果が期待できる。

県では現在、そのデジタル地域通貨を活用した、地域の課題解決や活性化ができるアイデアを広く募集している。応募期間は9月15日まで。9月下旬の一次審査（書類審査）で、5作品を選出し、10月8日の最終審査でプレゼンテーション等を行う。入賞したアイデアは2024年度以降、同県等において事業化を目指すとしている。

■応募要件

区　分　個人、グループ、企業、団体は問わない。

年齢要件　なし

居住要件　なし ※最終審査会に現地またはオンラインで参加できること

■審査基準

• 共感性　地域課題に即し、デジタル地域通貨流通の促進につながること。
• 実現性　技術的に実現可能なアイデアであること。
• 新規性・独創性　発想のユニークさ・他のキャッシュレスサービスとの差別化など、今までにないアイデアであること。
• 持続性・需要性　利用者が使いやすく、ニーズに即しており、運用が持続可能であること。
• プレゼンテーション力　発表内容が分かりやすく、説明が優れていること。（最終審査のみ）

詳細は下記の公式サイトで確認できる。

福井県デジタル地域通貨を活用した地域課題解決アイデアコンテスト