• EDIX

  • StuDX Style
    教育委員会対象セミナー
    KKS 学校教材 学校教材をお求めの方
    JBKジュニア防災検定
  • ブックレビュー
    都道府県別教育旅行リンク集
    おうちミュージアム
最新ニュース

多様な立場の人が必要としている読書バリアフリーについて考える「読書バリアフリーフォーラム」12/10開催

2023年10月24日

 (公財)文字・活字文化推進機構と豊島区は「読書バリアフリーフォーラム~こんな立場の人も読書バリアフリーを必要としています!~」を12月10日(日)、東京・豊島区の「あうるすぽっと3F会議室(豊島区立舞台芸術交流センター)」で開催。講演やパネルディスカッション、豊島区立中央図書館「りんごの棚」の見学などが行われる。

 


■様々な立場の人が読書にバリアを感じる

「読書バリアフリー」と聞くと、多くの人は「視覚障害者」の読書問題というイメージを持つかもしれないが、実際には様々な立場から読書にバリアを感じている人がいる。また「読書バリアフリー」に関する情報が当事者に正しく届いていなかったり、周囲の理解が不足しているため、本人があきらめていたり、あきらめさせられているケースも少なくない。

 


■公共図書館の読書バリアフリーの実例を紹介

今回のフォーラムでは、あらゆる立場・年代の人の生涯学習・社会教育の場となっている公共図書館の実例を紹介。学習障害や肢体不自由など、多様な立場の人が必要としている「読書バリアフリー」について出演者と考える。

 


■豊島区立中央図書館「りんごの棚」を見学

会場4階の豊島区立中央図書館内には、バリアフリー図書を集めたコーナー「りんごの棚」が設置されている。同時開催として開演前や開演後に「りんごの棚」を自由に見学することができる。

豊島区立中央図書館「りんごの棚」


<開催概要>

開催日時:20231210() 13:0016:00

会場:あうるすぽっと  3F  会議室(豊島区立舞台芸術交流センター)

東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F

(東京メトロ 有楽町線「東池袋駅」67番出口より直結)

定員:70人(先着順)

参加費:無料

プログラム:

第1部 講演「ディスレクシアの私と読書~読み書きが困難でも本が好き~」

講師:藤堂栄子氏(NPO法人エッジ会長)

第2部 パネルディスカッション

【パネリスト】

藤堂栄子氏(星槎大学特任教授 認定NPO法人エッジ代表)

中野まこ氏(自立生活センター十彩代表)

小池信彦氏(公益社団法人日本図書館協会著作権委員会委員長)

【コーディネーター】

宇野和博氏(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)

情報保障・車いすでの来場:当日の印刷物のテキストデータの事前配信など必要な配慮がある場合は、申し込み時に要相談。ただし、希望に沿えない場合もある。

また介助者の有無や車いすでの来場予定についても事務局まで相談する

申し込み方法:以下のウェブフォームから申し込む。

(メール、FAXでも受付中)

次の4つの必要項目を文字・活字文化推進機構「読書バリアフリー係」まで送付。

①氏名

②職業(所属など)

③電話番号またはファックス番号

④住まいの都道府県

共催:文字・活字文化推進機構、豊島区

協力:有限会社 読書工房

※後日、アーカイブ配信を予定

 


<講師略歴>


藤堂栄子氏(星槎大学特任教授 認定NPO法人エッジ代表)

ディスレクシアの研究者・支援者・保護者・当事者・活動家。24年前、息子が留学先イギリスでディスレクシアだと判明し、有効な支援を適切に受けられた経験をきっかけに日本でのディスレクシアの支援、啓発のためNPO法人エッジを設立。著書に『ディスレクシアでも大丈夫!—読み書きの困難とステキな可能性』(ぶどう社)。

 


中野まこ氏(自立生活センター十彩代表)

ウルリッヒ型先天性筋ジストロフィーにより筋力低下のため、電動車いす、就寝時のみ人工呼吸器を使用しながら、重度訪問介護を利用して自立生活をしている。障害当事者団体で自立支援、権利擁護活動等を行っている。全国自立生活センター協議会常任委員、障害平等研修登録ファシリテーター。共著に、『差別のない社会をつくるインクルーシブ教育』(学事出版)など。好きな作家は種村有菜、村田沙耶香、今村夏子。

 


小池信彦氏(公益社団法人日本図書館協会著作権委員会委員長)

調布市立図書館長、文化審議会著作権分科会委員(第13期〜19期)などを歴任し、現職。2008年より、国立国会図書館資料デジタル化及び利用に係る関係者協議会委員。2019年より、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に係る関係者協議会委員、学校図書館等における読書バリアフリーコンソーシアム委員なども務める。

 


宇野和博氏(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)

東京学芸大学教育学部卒業後、都内中学校教諭を経て現職。日本弱視者ネットワークの教育担当役員として、弱視者のための教育環境の改善に取り組み、拡大教科書の普及、著作権法改正や教科書バリアフリー法の制定、障害者の読書環境を整備するためのマラケシュ条約の国内批准、読書バリアフリー法制定など、長年、障害者の読書環境の整備に尽力してきた。NHKラジオ「視覚障害ナビ・ラジオ」レギュラーコメンテーターも務める。

 

公益財団法人文字・活字文化推進機構

読書バリアフリーフォーラム~こんな立場の人も読書バリアフリーを必要としています!~

最新セミナー情報

  • StuDX Style
    教育委員会対象セミナー
    KKS 学校教材 学校教材をお求めの方
    JBKジュニア防災検定
  • ブックレビュー
    都道府県別教育旅行リンク集
    おうちミュージアム
最新号見本2024年04月15日更新
最新号見本
新聞購入は1部からネット決済ができます

PAGE TOP