公社・食品容器環境美化協会(食環協)が主催する「環境美化教育優良校等表彰」において、稲城市立稲城第四中学校(東京都)が「優良校 協会会長賞」を受賞した。2月6日に同校において表彰伝達式が執り行われる。
同校は、生徒会が主体の「ユニセフ活動」と、保護者・地域が主体の環境美化活動を合同で行う「ユニセフ・クリーン大作戦」に2001年から取り組んでいる。
「ユニセフ・クリーン大作戦」では、生徒会及びボランティア部と保護者・地域が連携して、校外募金活動をはじめ、多摩川周辺や地域の清掃、環境美化活動を行い、校外募金活動等により得られた収益金をユニセフ協会に寄付する活動を実施。学校だけでなく、地域と連携しながら取り組んでいる姿勢が高く評価され、今回の受賞につながった。
「環境美化教育優良校等の表彰」は、環境美化教育の促進および地域の環境美化の啓発を目的に2000年度から開始し、今年が24 回目。環境教育への取り組みが年々重要になる中で、今年度も全国の都道府県から、独創的な環境美化教育に熱心に取り組み、校内だけでなく地域社会と連携して環境美化に大きく貢献する活動の実践に努めている小・中学校が多数推薦され、4校が最優秀校、6校が優秀校、28校が優良校として選定された。