神戸市は、市内在住・在学中の学生向けコミュニティネットワークサイト「BE KOBE学生ナビ」において、オンラインプログラミング学習サービス「paizaラーニング」の全機能（質問機能を除く）が利用できる学校向けサービス「paizaラーニング 学校フリーパス」の利用クーポン（無料）の配布を開始した。
同サイトに登録している学生は誰でも利用可能。6月末までにサイトからクーポンを取得し「paizaラーニング」のマイページから適用することで全講座を無料で学習することができる。期間は2025年3月末まで。
市では全国的に人材不足が課題となっているITエンジニア育成に力を入れており、学生向けのプログラミング教育支援等を行っている。今回の取り組みもその一環。
「BE KOBE学生ナビ」は、神戸の学生が活動を通して充実した学生生活を送るとともに、神戸に愛着をもってもらうことを目的とした企業・行政などの地域社会と学生のつながりを創出する学生コミュニティネットワークサイト。神戸市内に在住または在学している大学、大学院、短大、専門・専修学校の学生が登録できる。
「paizaラーニング 学校フリーパス」は、動画と問題で学べる、就職・転職直結型オンラインプログラミング学習サービス「paizaラーニング」（月額1,078円（税込））の全250レッスン、2,000学習動画、4,000問の演習課題を小・中・高・大学・専門学校向けにすべて無料で提供するサービス。
Java, PHP, Python, Ruby, JavaScriptなどの主要言語が学べる「言語仕様」のほか、「Webアプリ開発」、「ロジック力」、「周辺知識」の基礎を総合的に身につけることができる。環境構築が不要でサイトにアクセスするだけですぐに学習を始められる。ユーザーは、paizaが提供する6段階で評価されるプログラミングスキル評価システム「paizaスキルチェック」を利用することができ、スキルチェックの結果をもとに自身のスキルにあった学習をしたり、「paiza新卒」を通して就職活動を行ったりすることができる。
「paizaラーニング 学校フリーパス」は、2019年8月の提供開始以来、高校、大学、専門学校を中心に全国の学校で利用されており、2023年度の申込学校数は574校、クーポン発行数は12万人を突破している。
今回、無料であること、環境構築不要で誰でも手軽に利用開始できること、初心者から上級者向けまでコンテンツが充実していることなど、「paizaラーニング 学校フリーパス」の上記の特徴が評価されて「BE KOBE学生ナビ」で提供するプログラミング学習支援サービスとして選定された。
