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熊本県オンライン教育支援センターが始動 バーチャル空間で子供の学びと居場所を支援

2026年11月5日

クラスターは11月2日、TOPPANが熊本県教育庁から受託した「くまもとオンライン教育支援センター事業」において、メタバースプラットフォーム「cluster」上にバーチャル空間を構築し、提供していると発表した。実証運用は8月から開始されており、2027年3月末まで運用保守および行動ログに基づく改善提案を実施する。

 

熊本県オンライン教育支援センターが始動 バーチャル空間で子供の学びと居場所を支援

 

■バーチャル空間による柔軟な学習環境と居場所支援

対象は熊本市を除く県内44市町村の全小・中学校や県立学校・特別支援学校などの不登校児童生徒。GIGAスクール構想の標準仕様端末(Windows、iPadOS、ChromeOS)で動作し、100以上のアカウント利用を想定している。空間内には教室を模したメインフロアのほか、1対1で話せる相談スペースが設けられ、マイクのオン・オフも各自で選択可能だ。

学年別の主要教科を学べる「タブドリLive!」や8000を超える教材を収録した「みんなにもっとNIMOT!」といったオンライン教材を搭載し、学習履歴は在籍校での出席扱いの判断材料として活用が想定されている。また、教員免許やカウンセラー資格を持つオンライン支援員がアバターとして参加し、声かけや相談対応、操作サポートを行うほか、バーチャル社会科見学や交流企画などの体験活動も展開する。

 

■熊本県教育庁のコメントと今後の展望

熊本県教育委員会は今回の取り組みについて、「教室への入りづらい児童生徒には校内教育支援センターを案内したり、校外の教育支援センターや民間のフリースクールと連携した支援を行ったりしてきた。一方で、不登校児童生徒の約半数は日中の多くを家庭で過ごしている。そこで、自宅からでもつながることができる3Dメタバースを活用した『くまもとオンライン教育支援センター』を開設した。3Dメタバース内では、アバターを介して仲間や支援者と交流したり、学習ソフトを使って一人ひとりのペースで学習したりできる。多くの児童生徒の皆さんに活用してもらいたい」とコメントを寄せている。

今後は児童生徒や保護者へのアンケート調査をもとに教育庁・小中学校と連携して運用改善を進め、バーチャル空間を活用した教育支援モデルとして他自治体への展開を目指す。

 

くまもとオンライン教育支援センター

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