伊藤園は、お茶の未来を共創する拠点として『お茶の文化創造博物館』と『お～いお茶ミュージアム』の2つの博物館で構成される複合型博物館を八十八夜の5月1日(水)、東京・港区の旧新橋停車場内に開設した。
伊藤園は1964年の創業以降、専門店でしか購入できなかったお茶をスーパーマーケットや食料品店などで展開できる仕組みづくりを行うとともに、1980年以降には「缶入りウーロン茶」「缶入り煎茶」の開発、その後1989年の「お～いお茶」誕生など時代やライフスタイルの変化に合わせた「お茶」を提案してきた。
お茶のリーディングカンパニーとして事業展開する伊藤園は、今年で創業60周年、「お～いお茶」誕生35周年の節目を迎える。今後、お茶が果たしてきた役割と人々の生活に寄り添い続ける未来への展望を伝えていくことを使命として、「お茶」と「喫茶」という習慣の関連性や歴史を紐解き、お茶の未来を共創する拠点となる複合型博物館を旧新橋停車場内に開設した。
＜「お茶の文化創造博物館」「お～いお茶ミュージアム」施設概要＞
施設名称：お茶の文化創造博物館／お～いお茶ミュージアム
開業予定日：2024年5月1日(水)
運営会社：株式会社伊藤園
所在地：東京都港区東新橋1丁目5‐3 旧新橋停車場内
延床面積：お茶の文化創造博物館 約331.24㎡/お～いお茶ミュージアム 約309.46㎡
開館時間：10時～17時(入館は16時30分まで) ※オープン当日は12時より開館予定
休館日：毎週月曜日、年末年始 ※月曜日が祝日の場合は翌平日が休館
入館料：「お茶の文化創造博物館」 大人500円(税込)
※高校生以下・70歳以上・障害者手帳を持っている人は身分証明書の提示で無料
「お～いお茶ミュージアム」 無料
アクセス：JR新橋駅「銀座口」より徒歩5分
都営大江戸線汐留駅「新橋駅方面改札」より徒歩3分
問合せ先：TEL03‐6263‐9281
公式HP：https://www.ochamuseum.jp
＜「お茶の文化創造博物館」について＞
【施設概要】
「日常茶飯」という言葉があるように、お茶は人々の生活に馴染みの深い飲み物。時代とともに飲み方や作り方が変化しながら、人々に寄り添う様に飲み続けられてきた。「お茶の文化創造博物館」では、お茶の喫茶習慣が歩んできた道を振り返り、展示物から紐解き、飲まれ方、淹れ方、作り方の変遷を感じるなど自然と誕生した喫茶習慣について考えるための博物館となっている。
【主な展示コンテンツ】
人々の生活の中で広がっていったお茶の歴史を、パネルやジオラマ、シアター、展示品で紹介しており、お茶の飲まれ方や淹れ方の変遷を見ることができいる。江戸時代から近代までの様々な飲み方や楽しみ方が分かる道具などや、浮世絵から再現した茶屋の展示も用意され、人々の集いの場が楽しめる。
＜「お～いお茶ミュージアム」について＞
【施設概要】
「お～いお茶」は、誕生から35年の節目を迎える。「お～いお茶ミュージアム」では時代や人々の生活の変化に寄り添ってきた「お～いお茶」の現在までの歩みを展示。「お～いお茶」がどのようにして誕生し、よく知る形へ変化してきたのか、また茶畑からの取組を見ることができる。エントランスでは、緑茶、抹茶を中心として時代を感じる飲み物を用意。体験セミナーも順次開催する。日本の近代を支えた鉄道の始まりの地とされる旧新橋停車場内でのオープンを通じて、お茶が果たしてきた役割と人々の生活に寄り添い続ける未来への展望を考える。
【主なコンテンツ】
巨大な「お～いお茶くん」が入口で来館者を迎え、茶畑から「お～いお茶」が出来るまでの工程、茶殻の活用について紹介。「お～いお茶ヒストリー」のコーナーでは各時代の背景や懐かしいテレビCMを放映。新俳句コーナーではオリジナルの「新俳句シール」が作成できる。最後に「お～いお茶くん」との記念撮影も楽しめる。
＜カフェ・ショップのメニュー(一部)＞
茶ポンス／650円(税込)
明治期、アメリカの日本茶カフェで提供されていたメニューを再現。レトロ気分で味わえる。
飲む抹茶わらびもち／800円(税込)
黒蜜ときな粉をトッピングし、濃厚な抹茶ともちもち食感のわらび餅をミックスした、和の新食感ドリンク。
カテキン染めタオル(全2種)／1100円(税込)
©C.S/JR東日本/D
お茶の主成分カテキンを用いて染色したタオル。お～いお茶くん、Suicaペンギンのデザインをミュージアム限定で用意した。
ミニ茶箱入り緑茶ティーバッグギフト／1944円(税込)
お茶を海外に輸出していた時代を思わせる蘭字のミニ茶箱に、鉄道とお～いお茶くんがコラボしたオリジナルデザインの緑茶ティーバッグを詰めたギフトボックス。
