光村教育図書は5月28日、小学校の国語に特化したデジタル教材セット「トモプラ 小学校国語 総合教材セット 光村図書版」の無償トライアルを開始した。対象は全国の小学校・教育委員会等の教育機関。以下6種の学習アプリを最大３カ月間無料で利用できる。▽デジタル小学新国語辞典・漢字辞典▽あかねこ漢字スキルコネクト▽あかねこローマ字スキルコネクト タイピングチャレンジ▽光村の国語映像資料 トモプラムービー▽形成的評価「きそのたしかめCBT 国語」▽光村の単元テスト「到達度評価シート 国語」。すべてのアプリは学年を問わず利用できる。
本トライアルでは、トモプラに収録された全6種の学習アプリを実際に体験できる。なかでも核となるのが、紙の辞典の魅力とデジタルの利便性を融合させた「デジタル小学新国語辞典・漢字辞典」だ。
デジタル小学新国語辞典・漢字辞典は、紙のページをめくるような操作感や、引いた語句に付箋やメモを貼る機能など、従来の使い心地を再現している。さらに拡大縮小が自在にできるほか、選択した言葉の語釈が大きく表示されるなど、デジタルならではの見やすさと使いやすさも実現した。
手書き・音声・タイピング・つめ検索など多様な検索方法にも対応しており、子供の学習スタイルや指導の目的に応じた柔軟な活用ができる。
デジタル小学新国語辞典の独自機能「わたし辞典」では、掲載されていない言葉を自由に追加したり、言葉の意味を記録したりすることができる。
例えば語彙指導の一環として、身近な言葉や思い入れのある言葉に対し、自分なりの視点で意味や用例を書いて発表し合うような活動にも活用できる。
教員用ダッシュボードでは、児童一人ひとりの利用状況を一覧で確認できる。
「最後に使った日時」や「辞典の使用時間」、「調べた言葉の数」などのデータから、辞典を使う習慣が定着しているかどうかがわかる。また、「ふせんをつけた数」や「わたし辞典への登録数」などのデータから、児童が言葉にどれだけ主体的に関わっているかを見取ることも可能。
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