早稲田大学は5月29日、同学の全学部・研究科の学生5万人を対象に提供しているデータ科学教育プログラムを、2024年度秋学期より東京女子大学の学生向けにも提供を開始したことを発表した。
早稲田大学と東京女子大学は、2023年3月に学術交流協定を締結。その後、早稲田大学データ科学センターと東京女子大学AI・データサイエンス教育研究センターの間で2023年12月に締結した業務委託契約に基づき、2024年度秋学期より本プログラムの提供が開始された。
早稲田大学で全学生向けに提供し、蓄積してきたデータ科学教育のノウハウやフルオンデマンドの教育コンテンツ、Learning Assistantによる学習サポートを含めたデータ科学教育プログラムを早稲田大学から東京女子大学に提供のうえ、東京女子大学では「早稲田大学連携科目」を設置し、東京女子大学の学生向けにデータ科学の「理論」と「スキル」、「データ科学を専門に結びつける能力」を身につけるカリキュラムを展開している。
本科目を履修し、所定の基準を満たした東京女子大学の学生に対しては、東京女子大学の単位修得に加え、早稲田大学より「早稲田大学データ科学オープン認定制度」に基づく認定証明書が発行される。
両学はこれらの取り組みにより連携し、大学の垣根を超えたデータ活用人材の育成を推進するとしている。