小学生のための物語創作教室を運営するかまくら国語塾は、作家・高橋源一郎氏を審査委員長に、鎌倉市教育委員会・葉山町教育委員会の後援を受けて、全国の小学生を対象とした新文学賞「ことばの翼 子ども文学賞」を創設し、7月19日より作品応募を受け付ける。完成度を問わず、子供たちの「書きたい」という衝動そのものに光を当てる文学賞だ。
子供たちの「書いてみたい」に、きちんと応える場所をつくりたい。この文学賞は、そんな願いから生まれた。最大の特徴は、完成に至らなかった作品の挑戦を讃える「みかん賞(未完賞)」の設置。壮大な物語の序章、まだ結末の見えないお話、あるいは書きかけの断片——そのすべてが審査対象になる。
審査委員長には作家・高橋源一郎氏が就任。さらに、読書教育のプロフェッショナルである笹沼颯太氏(Yondemy代表)、物語創作教育の第一人者である澤田英輔氏(軽井沢風越学園)など、文芸界・教育界の第一線で活躍する専門家が審査員を務め、子供たちの表現に多角的な視点から光を当てる。
7月19日(土)~8月31日(日)
全国の小学生
自由
10,000字以内(未完成でも応募可能)
手書き(写真・スキャン)、PDF、Word等
10月中旬予定。入賞作品は記念冊子に収録