高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)採択校である青稜中学・高等学校(東京都品川区)は、筆記具メーカーのゼブラと連携し、新たな探究学習プログラムを開始する。本プロジェクトでは、デジタル技術を用いて「書く」というアナログな行為を科学的に解析し、現役受験生の視点から「受験に強いペン」の商品企画に挑戦する。

中学生・高校生が単なる学習者ではなく「創造者」として実社会の製品開発に深く関わることで、生きた課題解決能力を身につける高度なDX教育を実現する本プロジェクトの特徴は以下。
ゼブラが開発した加速度や筆圧を計測できる 「T-Pen」を用い、生徒自身の筆記動作を数値化。
収集したデータを基に、これまで感覚的だった「書き方」を定量的に整理し、他者のデータとの比較を通じて、客観的な分析スキルを養う。
生徒は「課題分析からプレゼン」まで、ビジネスの全工程を完遂する。分析結果をエビデンスとしてゼブラへ論理的な商品企画を提案し、プロの視点からのフィードバックを受ける。さらに、優秀な企画案はゼブラと共同で実際の社会実装(商品化)を目指す。
プロジェクト始動にあたり、同校の青田泰明校長は次のようにコメントしている。「中高生の柔軟な思考は、社会における強力な資産です。企業と学校が真に対等なパートナーとして、実製品のプロトタイプ化を目指すこの取り組みは、日本のDX教育の新しいスタンダードになると確信しています」。