京都府亀岡市は10月21日、京都府立亀岡高等学校の3年生を対象に、実際の選挙で運用される電磁的記録式投票機「デジ選」を使用した電子投票の模擬選挙を実施した。

亀岡市では2027年1月24日に執行予定の市議会議員一般選挙において電子投票の導入を決めている。電子投票の導入自治体は全国的にも少なく、京都府内では15年ぶりの取組となる。本番の選挙に先駆け、高校現場で各クラス2台の実機を配備して模擬選挙を実施した。

実際にタッチパネルに触れ一票を投じる生徒

タブレット型の端末を使って、電子投票を終了
体験した生徒からは「画面をタッチするだけで迷わず投票できた」「これなら若い世代も選挙に行きやすい」といった反響が寄せられた。市選挙管理委員会の担当者は、操作のスムーズさを確認するとともに、文字の記入が負担となる高齢者や障害のある人にとっても優しいシステムであると評価する。
電子投票は物理的に外部ネットワークから遮断された構造でセキュリティが確保されるほか、瞬時に結果が集計されるため深夜に及ぶ開票作業や人件費の大幅な削減が見込まれる。市は11月14日のカインズ亀岡店を皮切りに、商業施設や市役所などで市民向け出張体験会を順次開催し、全世代が安心して投票できる環境づくりを進める。