消防車メーカーの㈱モリタホールディングスが主催する「第13回未来の消防車アイデアコンテスト」の受賞者が発表されました。
最優秀賞を受賞したのは、神奈川県在住の中条匠晴さん（応募当時小6）の作品（写真）。ハイテクな設備を兼ね備え、環境や消防隊員の安全に配慮したスーパーレスキューカーを描いたものです。「空気を分解して作り出した窒素と水を液体・気体・泡などの形状に変え、火事の種類や規模によって使い分ける」、「ホース・ロボット・ドローンを使った人命救助ができる」など各所に様々な装備が搭載された、まさに夢の消防車です。
同コンテストは、全国の小学生を対象に夢のある未来の消防車をテーマとした作品を募集するというもの。毎年「消防車にこんな機能があったら」というアイデアを描いた作品の応募が多数あり、今回は１,１３０点の応募がありました。中条さんのほかにも9名の作品が入賞作品として選ばれています。
最優秀賞の中条さんはモリタオリジナルグッズがプレゼントされるほか、モリタ三田工場の見学に招待されます。国内の過半数の消防車が誕生する三田工場で、様々な車種の消防車が見学できるなんて、夢のようですね。
