小中学生のためのコンテンツポータルサイト『学研キッズネット』は、環境学習の機会を提供する総合展示施設「おおさかATCグリーンエコプラザ」に常設の展示ブースを開設。施設を訪れた子供たちがSDGsを身近に感じられるスペースが目指される。
■環境について学べる施設
2000年にオープンした「おおさかATCグリーンエコプラザ」は、SDGsの課題でもある環境について学べる総合展示場。4500㎡の総面積を有し、企業や行政、学校、海外からの団体見学を中心に、環境学習の機会を提供。環境ビジネスに関する多くの事例を展示しているほか、セミナーや交流会、子ども向け工作教室などを開催している。
■「誰1人取り残さない、持続可能な社会」に向けて
「学研キッズネット」は今回、教育観点からSDGsを子供に伝えることを目的として、おおさかATCグリーンエコプラザの展示スペースに出展。展示テーマは「INNOVATION for SDGsー持続可能な社会はわたしたちがつくるー」。子供たちに「誰1人取り残さない、持続可能な社会」を創造してもらいたいという願いが込められている。
■小学生が制作した「空き缶ペットボトル分別箱」
メインとなる展示物は、名古屋市に住む小学生が制作し、特許を取得した「空き缶ペットボトル分別箱」。スチール缶とアルミ缶、ペットボトルを自動で分別する仕組みを、見るだけではなく体験することができる。
■空き缶などのリサイクルを描いた漫画を掲示
また、空き缶ペットボトル分別箱ができるまでのストーリーを描いた漫画『地球防衛隊SDGs 特別編「ゴミの分別で地球を救う!?」』をパネルにして掲示。この物語を通して、資源ゴミの分別やリサイクルの大切さを紹介するととともに、「商店を営む祖父のゴミ分別作業の負担を減らしてあげたい」という開発者の優しさを伝える。
■学研キッズネットで「おおさかATCグリーンエコプラザ」を紹介
学研キッズネットのサイトでは『地球防衛隊SDGs 特別編「おおさかATCグリーンエコプラザへGO！」』を掲載。子供の視点からおおさかATCグリーンエコプラザの見所を紹介している。
＜「おおさかATCグリーンエコプラザ」概要＞
名称：大阪環境産業振興センター [おおさかATCグリーンエコプラザ]
所在地：〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1－10
ATC(アジア太平洋トレードセンター)ビル ITM棟11階西側
開館時間：10:00～16:30
休館日：月曜日・年末年始
アクセス：地下鉄中央線「本町駅」から「コスモスクエア駅」でニュートラムに乗り換え、「トレードセンター前駅」下車、改札からATC ITM棟2階まで直結、徒歩3分
