インターネットの仕組みを知ろう　ドメイン名とDNSについて学べる小冊子を無償配布　　全国の教育機関対象に『ポン太のネットの大冒険』日本レジストリサービス

2023年5月17日

㈱日本レジストリサービス(JPRS)は全国の教育機関を対象に、ドメイン名とDNSについて学べるマンガ小冊子「ポン太のネットの大冒険～楽しくわかるインターネットのしくみ～」を無償で配布する。情報通信月間に合わせて5月15日(月)～6月30日(金)の期間、申込受付専用Webサイトなどで受け付ける。

■ドメイン名やDNSについてマンガで分かりやすく解説

「ポン太のネットの大冒険～楽しくわかるインターネットのしくみ～」では、Webサイトの閲覧やアプリケーションの利用、メールやメッセージの送受信など、あらゆる場面でインターネットを支える「ドメイン名」や「DNS(ドメインネットシステム)」についてマンガで分かりやすく解説している。

■過去13年間で35万冊以上の小冊子を配布

日本レジストリサービスによる小冊子の配布は今年で14年目の取組となる。インターネット教育の支援活動として、若年層にインターネットの正しい知識を身に付けてもらうことを目的に実施している。過去13年間で約1800校に35万冊以上の配布実績があり、教育機関からは「教材として役立った」などの声が寄せられている。

■授業でインターネットを自信を持って教えられる教員は約3割

中学校と高等学校の情報教育担当教諭に行ったアンケート結果では、授業を「自信を持って教えられている」と回答したのは約3割(31.3％)、「インターネット」について最も詳しい人は「自分以外の教諭」と回答したのは約7割(72.0％)となっている。IT関連の民間企業・団体が発信するIT教材については「活用したい」(20.7％)および「教材内容・質によっては活用したい」(68.3％)となり、活用に前向きな回答が約9割(89.0％)となっている。

■約9割の教員が小冊子がインターネット教育に役立ったと回答

教育現場でのインターネット教育の機会や教材の必要性が明らかとなる中、JPRSの小冊子については継続的な配布活動の実施を望む声を多数寄せられている。内容についてもインターネット教育に「役立った」との回答が9割を超え、難易度に関しても半数以上から「適切」であると高い評価を得ている。

■「ポン太」と「ピコ丸」のLINEスタンプをダウンロード可能

小冊子やWebサイトで登場しているキャラクター「ポン太」と「ピコ丸」を使ったLINEスタンプを作成。スタンプは学習シーンをイメージしたものや日常で使えるもので、8種類を用意。5月15日から8月6日までの期間中、以下のWebから無料でダウンロードできる(利用期間はダウンロードから180日間)。

■小冊子と連動したWebサイトを公開

小冊子と連動したWebサイト「ポン太のインターネット教室」では、ドメイン名やDNSに関する解説に加え、中学校学習指導要領の技術・家庭編技術分野「D 情報の技術」に準拠した学習指導案を公開。実際の授業で使用したスライドやJPRSの社員が講演した「インターネットを支える仕事」なども公開している。なお、同Webサイトは文部科学省の「学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト)」でも紹介されている。

【小冊子で学べる内容例】

・インターネットの住所を表す「ドメイン名」

・ドメイン名とIPアドレスの関係性

・ドメイン名からIPアドレスを特定するインターネットの道案内「DNS」

・「〇〇〇.jp」や「〇〇〇.co.jp」などドメイン名の種類や違い

・URLに付いている「https」と「http」の意味と違い

【教育機関での活用例】

・中学校「技術科」の情報分野や、高校の教科「情報」での教材として活用

・インターネット教育の一環として学年全体へ配布

・インターネット関連の部活動での配布・活用

＜小冊子配布の申込方法＞

「ポン太のネットの大冒険」冊子の配布申込受付専用Webサイトから申し込む