東京電機大学は7月26日、警視庁サイバーセキュリティ対策本部と「サイバーセキュリティ人材の育成に関する産学官連携についての協定」を締結した。
同協定は昨年7月、サイバーセキュリティ人材育成に関する教育・研究活動の交流および連携・協力の推進を目的として、同庁と2大学および民間企業3社（※）の間で締結されたもの。協定締結１周年を機に、同学が新たに参画することになった。
※2大学および民間企業3社：中央大学、明治大学専門職大学院ガバナンス研究科、Zホールディングス株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
東京電機大学はは、2015年に高度サイバーセキュリティ専門家を養成するプログラム「CySec（国際化サイバーセキュリティ学特別コース）」を開講するなど、学部生や大学院生はもちろん、社会人も対象に情報セキュリティ分野について、基礎から応用まで体系的に学べる環境を整備し、同分野の人材育成を推進している。
今回の同協定への参画により、情報セキュリティ分野において、本学の知見を社会に還元しつつ、産学官の接点と相互交流を活用して教育の場を地域へと広げていくとともに、急務であるセキュリティ人材の育成、および社会全体のサイバーセキュリティの向上に貢献していくとしている。
