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宮城県白石市の不登校に対する取り組みに7割が「とても興味がある」と回答

2023年12月17日

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill(ポリミル)はこのほど、「【宮城県白石市長から全国の皆さんへ】白石市の不登校に対する取り組みについてどう思いますか?」というイシュー(課題)についての調査を実施。その結果、約7割が「社会全体で向き合う必要のある事象だと思うのでとても興味がある」と回答、社会的関心の高さが明らかとなった。

 

 

 

■宮城県白石市の不登校特例校について紹介し、意見を募集した

宮城県白石市に今年4月、不登校特例校である白石市立白石南小学校・白石南中学校(通称:白石きぼう学園)が開校した。

同校は小中一貫校として東北初、全国でも3例目となる。今回、ポリミルが運営する社会デザインプラットフォーム「Surfvote」において、同校が開校した背景や開校にかかわった人々の想いなどを全国に届け、広く意見を募るためイシューを設定した。

 

立案から1年で開校した不登校特例校「白石きぼう学園」

 

<投票の詳細>

イシュー(課題):【宮城県白石市長から全国の皆さんへ】白石市の不登校に対する取り組みについてどう思いますか?

調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)

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調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー

調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票

投票期間:9月6日〜11月30日

有効票数:71票

 

■投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)

社会全体で向き合う必要のある事象だと思うのでとても興味がある 66.2%

 

自分自身や身近に悩んでいる人がいるのでとても興味がある 14.1%

 

自分自身や身近に悩んでいる人はいないが興味はある 5.6%

自分自身や身近に悩んでいる人がいないので興味はない 1.4%

不登校は個人的なものだと思うので興味はない 7%

その他 2.8%

 

わからない 2.8%

 

 

■多様な学びの場の受け皿づくりは今後ますます必要

イシューの結果を受け、同市の山田裕一市長は次のように述べる。

白石市 山田裕一市長

白石市や白石きぼう学園の取組について、皆さんの考えを聞くことができ大変ありがたく、励みになりました。また、約7割の方が「社会全体で向き合う必要のあることで、興味がある」と高い関心を寄せてくださったことも感激しました。

開校以来、うれしかったことは、生徒から「開校してくれてありがとう」という言葉をもらったこと。また、米俵を土俵の外にだれが一番先に出すか競う催しに、同校の生徒が出場して、その生徒を他の生徒が応援する姿です。中でも一番驚いたのは、同校の生徒が優勝したことと、賞品の米30㎏を家に持ち帰らずに「学校でおにぎりにしてみんなで食べよう」と言っていたこと。これはとてもすごいことだと感じ、多様な学びの場の受け皿づくりは、今後ますます必要だと感じています。

白石きぼう学園の我妻校長からは、「開校から約8カ月。目の前の子供たちに職員と共に向き合い、子供たちの成長を日々感じています。『学校に行くのが楽しい』と感じる学校環境づくり、一人ひとりの子供たちに応じた個別の指導の大切さ、居場所となる学校づくりの重要性を改めて感じています」。「白石市の子供たちのためになる学びの場を創り続けていくことが、私たち職員の向き合い方だと思っています。本校の取組は、まだ始まったばかり。これからも試行錯誤の日々が続きますが、子供たちの笑顔と成長が私たちのエネルギーになっており、これからも学び続ける教員集団として努めていきたい」との感想も得ました。

 

▶︎今回の宮城県白石市のイシュー

 

Surfvote

Polimill株式会社

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