クラウド認証サービス「EVECLOUD」 教育機関専用パッケージを発売〜ディー・ディー・エス

ディー・ディー・エスは2月15日、クラウドサービス利用時のセキュリティ強化を支援するクラウド認証サービス「EVECLOUD (イヴクラウド)」において、教育機関を対象とした「EVECLOUD GIGAスクールパック」および「EVECLOUD アカデミックパック」を発売した。

■加速する教育DX　教育機関に必要とされるセキュリティ対策も高度化

今年1月に改訂された「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」では、GIGAスクール構想下での校務の情報化の在り方に関して、校務系と学習系のネットワーク統合を前提としたパブリッククラウド活用における適切なセキュリティ対策、内部・外部からの不正アクセスを防御するための利用者の多要素認証、端末認証、アクセス経路の監視・制御等を組み合わせたセキュリティ対策などが追記されている。教育DXの進展で、教育機関に必要とされるセキュリティ対策は高度化し、ますます重要度を増している。

「EVECLOUD」はID管理とクラウドサービス利用時の認証強化、およびシングルサインオンによる利便性を実現するクラウド認証サービス。クライアント証明書や顔認証などによる多要素認証(MFA)とフェデレーション方式のシングルサインオン(SSO)に加え、Windowsログオンやレガシーアプリ、Windowsアプリ、Webアプリへの代行入力方式のSSOに対応し、Google WorkspaceやMicrosoft 365などのサービスを、クラウド上で安全に使用できる環境を提供する。

■教育現場で高ニーズの機能をまとめ、導入しやすい価格設定に

提供開始した「EVECLOUD GIGAスクールパック」「EVECLOUD アカデミックパック」の内容は以下のとおり。教育現場でニーズが高い機能をまとめ、導入しやすい価格設定とした。

＜EVECLOUD GIGAスクールパック＞

◎シングルサインオン(SSO)

• フェデレーション方式(SAML 2.0)
• IDマネージャー※1による代行入力方式(SAML非対応アプリケーション)

◎OSログイン

• Windows OS ログオン認証※1
• Chrome OS へのログイン認証

◎多要素認証

顔認証(サーバー認証)、FIDO認証(WebAuthn)、ワンタイムパスワード認証、PIN認証、パスワード認証、QRコード認証、クライアント証明書認証

◎ID管理(ユーザーメンテナンス)

Active Directory連携、Microsoft Entra ID連携※2(旧 Azure AD)、CSV

◆契約期間

5年間契約

◆提供対象

文部科学省認可の小学校・中学校・高等学校・高等専門学校・特別支援学校・養護学校・ 盲学校・聾学校

＜EVECLOUDアカデミックパック＞

◎シングルサインオン(SSO)

• フェデレーション方式(SAML 2.0)
• IDマネージャー※1による代行入力方式(SAML非対応アプリケーション)

◎OSログイン

• Windows OS ログオン認証※1
• Chrome OS へのログイン認証

◎多要素認証

顔認証(サーバー認証)、FIDO認証(WebAuthn)、ワンタイムパスワード認証、PIN認証、パスワード認証、QRコード認証、クライアント証明書認証

◎ID管理(ユーザーメンテナンス)

Active Directory連携、Microsoft Entra ID連携※2(旧 Azure AD)、CSV

◆契約期間

教育課程に応じた契約年数を選択可能

◆提供対象

文部科学大臣認可の私立大学及び私立高等専門学校を設置する学校法人、都道府県知事認可の専門学校、文部科学省認可の国立および公立の大学法人

※1 通常サービスではオプション機能

※2 対応予定

クラウド認証サービス「EVECLOUD」

株式会社ディー・ディー・エス