ムツキトーカは、学校現場のアナログ業務をクラウド化するSaaS 「レルヴァ(LERVA)」 の提供を開始した。
レルヴァは、給食アレルギー情報を教員のスマートフォンへLINEで通知するほか、保護者との紙の提出や確認に伴う人的ミスを二重チェックで防止。生徒のアレルギー確認に伴う負担を軽減することで、「子供と向き合う時間」を確保し、教育の質を高めることを目的としている。
レルヴァは、学校現場の「給食アレルギー管理に関する情報共有が紙メモや口頭で行われ、ミスが発生しやすい」「PCは配布済みだがネットワーク制限が厳しく、校内でのリアルタイム確認が困難」といった課題の解決を目指して開発された。
生徒のアレルゲン情報を管理できる。メール通知のほか、LINEと連携を行うことにより、指定時間にアレルギー情報を受け取ることが可能。クラウドSaaSのため、学校や自治体が導入しなくても個人契約で即日利用可能。
LINEへのプッシュイメージ。献立に対してどの生徒が食べられないか一目でわかるようになっている
現在は個人向けサービスだが、今後は学校や教育委員会など、団体への導入サポートも実施予定。教育の現場での利用促進に向けて開発を進めるとしている。