日本製鉄は5月13日、小学校社会科第5学年「日本の工業生産」の単元で学習する「製鉄業」教材として制作した「わたしたちのくらしと社会を支える鉄~鉄をつくる製鉄所~」が、文部科学省の教育映像等審査制度の2024年度映像作品選定において「学校教育教材」と「社会教育教材(教養・情操に関するもの)」に選定されたと発表した。
文部科学省「教育映像等審査制度」は、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育的価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定する制度。
今回の教育用映像教材は、「鉄」と「鉄をつくる製鉄所」について「自動車工業」と関連立てて学べる構成。身近な鉄製品や自動車に使われている鉄がどのようにつくられているか、日本でつくられた鉄は世界各国へ輸出され使われているなど、鉄は日本だけでなく世界の人々のくらしと社会も支えていることを解説している。
同社は5月より、制作した動画(DVD)と教師用手引、児童用冊子(副教材)を、全国の小学校約2万校に配布したほか、Webサイトでも公開しており、ダウンロードして活用することができる。
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