第一三共ヘルスケアがヘルスリテラシー向上を目的に展開する「セルフケア アカデミー」の一環として、正しい健康知識をクイズ形式で楽しく学べるWebコンテンツ「全国統一 セルフケア検定」を2025年10月に公開。世代や地域を問わず幅広い人たちが利用し、公開から約3か月で受検者数が延べ2.2万人を突破した。その「全国統一 セルフケア検定」の集計結果が発表された。
10〜20代を「Z世代」、30〜50代を「ミドル世代」、60代以上を「シニア世代」として、2025年11月30日時点での検定結果を集計。その結果、全世代の受検者数に占める女性の割合が約8割(78%)と高く、とくにミドル世代の女性で平均点が13点以上とやや高い結果となった。一方、Z世代の男性で平均点が11.7点とやや低い傾向がみられた。なお、平均点は全国でほぼ同水準だったが、エリア別では九州地方、都道府県別では熊本県がもっとも高い結果となった。

平均点(世代別)※2025年11月30日時点
熱中症対策・睡眠など「生活習慣」に関する問題は、いずれも正答率97%以上と非常に高い結果となった。また、スキンケアに関する問題の正答率も高くなっている。これらのテーマは、日常的に学校教育や家庭で情報に接触する機会が多く、日頃の体験と結びつけて理解しやすい分野となっている。そのため、日常習慣に根ざしたセルフケア知識として、定着していることがうかがえる。

正答率が高い問題 ※2025年11月30日時点
全体的に平均点は高い結果となった一方、問題別にみると正答率にばらつきが見られた。正答率が低かった問題は「薬と飲み物」に関する問題(60.8%)、「薬の保管方法」に関する問題(61.8%)、「歯周病」に関する問題(70.3%)、「洗顔」に関する問題(76.3%)、「薬の服用タイミング」に関する問題(77.6%)の順となり、いずれも全15問の中で下位に位置している。

正答率が低い問題 ※2025年11月30日時点
検定の結果を「Z世代」と「ミドル世代」で比較したところ、「薬の保管」に関する問題では、Z世代の正答率が50.5%、ミドル世代が68.5%となり、18ポイントの差が見られた。また、「薬と飲み物」に関する問題でも、ミドル世代の正答率63.4%に対し、Z世代の正答率は56.2%と、ミドル世代の正答率を7.2ポイント下回る結果となった。
さらに、「薬と飲み物」に関する問題の不正解の内訳を見ると、Z世代では「緑茶」、ミドル世代では「スポーツドリンク」を薬と一緒に飲んでも問題ないと考える回答が多く、同じ問題でも世代によって誤解の内容が異なることが分かった。

「薬の保管」と「薬と飲み物」に関する問題の正答率
これらの結果から、薬の扱いに関する問題において、世代ごとに理解の傾向に違いが生じている実態が示された。特に、自ら使用する薬を選び管理する機会の有無や、使用頻度の違いが、知識の定着に影響している可能性が考えられる。
近年は、カフェインを含む飲料や機能性飲料の摂取機会が増えるなど、生活環境も変化している。こうした中で、薬の保管方法や服用の仕方などを含め、正しく理解し、適切に扱うための「薬のリテラシー」を身につけることの重要性があらためて示された。
<セルフケア検定 結果概要>
名称:全国統一 セルフケア検定 ※全15問/選択式
提供開始日:2025年10月22日
受検者数:延べ22,000人
【受検者属性】
地域:全国47都道府県
年代:10代23%、20代13%、30代11%、40代15%、
50代21%、60代13%、70代以上4%
性別:男性14%、女性81%、その他 5%
平均回答時間:194秒 ※解説の閲覧時間は含まない
【平均点ランキング】
エリア別:1位 九州地方、2位 四国地方、3位 関東地方
都道府県別:1位 熊本県、2位 大分県、3位 鳥取県