キヤノンマーケティングジャパングループとアストラム(旧ぺんてる)は、建て替えや統廃合により取り壊される小学校を対象に、校舎での最後の思い出づくりをサポートする「校舎の思い出プロジェクト」に取り組んでいる。このほど、葛飾区立二上小学校(東京都)で本プロジェクトを実施した。

二上小の旧校舎は1969年から使用されており、老朽化に伴い新校舎の建設が進められていた。新しい校舎との出会いだけではなく今まで使っていた校舎での思い出も大切にしてほしい、という教員の想いから本プロジェクトへ参加した。

撮影した校舎の写真を印刷する様子
今回のプロジェクトでは、ぺんてるによる児童への壁画制作レクチャーと、キヤノンMJグループによるミラーレスカメラを使ったカメラ教室を実施。撮影した壁画や旧校舎との思い出の写真は大判ポスターとして寄贈している。また、学校主催の「校舎とのお別れ集会」では、演出支援としてキヤノンMJグループが制作した、壁画制作過程を収めたスライドショーを投影し、これまで学校生活を支えてきた校舎への感謝を伝え合う、心に残る時間となった。
「校舎のお別れ集会」に先立ち、3月7日に実施された旧校舎の地域公開イベントでは、500人を超える卒業生や地域住民が来校し、用意された壁画スペースに感謝のメッセージを書き込むなど、旧校舎との思い出を懐かしむ姿が見られた。
今回、壁画制作やミラーレスカメラでの撮影を楽しんだ児童たちからは、「卒業まであと少しだが、とてもいい思い出になってうれしかった」「友達と青春っぽい写真がたくさん撮れたりして、すごく楽しかった。最後にこの旧校舎に思い出を作れたことを感謝している」といった感想が寄せられた。
建て替えや統廃合により取り壊される小学校を対象に、両社が協働で、校舎での最後の思い出づくりをサポートする取り組み。本プロジェクトは、「お世話になった校舎に感謝の思いを込めて作品を描き、その思い出を写真で残そう!」をテーマに、「描く、書く」「写真を撮る」ことの楽しさを体験し、▼在校生や卒業生に校舎との最後の思い出をつくる▼取り壊される校舎との思い出をいつまでも残す▼在校生、卒業生、先生、地域住民との絆をつくる――ことを目標としている。2014年6月より開始し、2026年4月現在で全国の72校が参加している。