東京大学は4月22日、2023年2月に内田洋行と締結した「ネーミングプランに関する協定書」を更新したと発表。同社は、駒場アカデミック・ライティング・センターの空間設計およびICT環境の構築をはじめ、全学的なICT基盤や学習支援の整備を担当している。新たな協定期間は、2026年2月1日から2031年1月31日までの5年間で、講義室の名称は引き続き「内田洋行 Future Class Room Laboratory」になる。
東京大学大学院総合文化研究科において、駒場アカデミック・ライティング・センターは、教養教育(リベラルアーツ教育)の実践の場として論文執筆のアカデミック・ライティングを重点化する人材育成を推進している。
内田洋行はこれまで、同センターにおける空間設計およびICT環境の構築を通じ、「Future Class Room Laboratory」としての学修空間を2023年から提供。本教室は学内外に広く認知され、教育・研究活動を支える象徴的な場として活用されている。

内田洋行と東京大学は、次のような実績がある。
2020年より、Microsoft365の基盤として東京大学の教職員約1万2,000人が利用する掲示板としての全学ポータル「UTokyo Portal」を構築・運用。また、新たに学生・教職員あわせて約5万人が利用する「環境・安全ポータルサイト」を構築し、防災情報や安全教育コンテンツ、事故・災害時の対応マニュアルなどを一元管理している。
教養学部1・2年生約7,000人を対象に、内田洋行のマルチメディア語学学習支援システム「 PC@LL Web版ソフトレコーダー」を導入。本システムは、「話す・聞く・書く・読む」の4技能を総合的に習得できる音声学習プラットフォームで、スマートフォン、タブレット、PCといった多様なデバイス(BYOD)に対応。
駒場・本郷・柏の各キャンパスにおいて、学部・研究科単位でのニーズに応じて教室でのワイヤレス投影用のAV機器やICT環境、ファニチャーの導入を進め、講義・演習・研究など多様な教育形態に対応した教室環境を整備。また、ICT空間制御システム「codemari」で、教室内の機器操作やコンテンツ共有を直感的に行える環境を実現している。
駒場キャンパスのメインストリートである銀杏並木に面した10号館1階に位置した同施設は、東京大学総合文化研究科・教養学部の学生が日常的に活用する中核的な学修空間として様々な研究成果やノウハウを組み合わせながら、学生同士が相互に交流し、協働的な学びを実践する場となっている。可動式・固定式モニターや壁面スクリーンを活用し、教員や学生がPCやスマートフォン、タブレットからデジタルコンテンツを投影することで、授業や論文指導における双方向のコミュニケーションを促進している。学生面談や論文執筆指導に加え、ワークショップや研究発表など多様な学修活動にも活用されており、教育・研究活動を支える実践的な場として機能している。