デジタルハリウッド大学(DHU)は、米Anthropicが開発・提供する生成AIモデル「Claude」を、国内の大学として初めて全学導入することを発表した。11月より、全学生および全教職員が利用できるようになる。

DHUでは、9月1日より複数の生成AIを共通基盤から利用できる「全学AI基盤」や、AIティーチングアシスタントと学ぶ教育プラットフォーム「キャンパスポータル」の運用を開始している。今回の「Claude」導入は、その全学AI基盤の中核をなす取り組みとなる。学生は大学発行のアカウントを使用し、利用量や費用を気にすることなく最先端のAIモデルを使うことが可能。
デジタルコミュニケーション学部では、3DCGやゲーム、映像、プログラミングなどの制作活動から、企画やマーケティングに至るまでほぼ全域で「Claude」を活用する。また、デジタルコンテンツ研究科(大学院)では、新規事業のプランニングやプロトタイピング、論文執筆の補助など、理論と実務を架橋する研究活動に役立てる。
今後はAIを使わせないルールではなく、AIの利用を前提に課題設計や成果評価を行う教育へと組み替えていく方針。成果物へのAI利用の申告や個人情報の取り扱いに関する学内規程も整備し、社会ですぐに活躍できる「AIネイティブな制作ワークフロー」を構築できるクリエイターの育成を目指す。