未来を切り拓く児童生徒の育成

平塚市は東京から南西約６０㎞の東海道沿いの相模平野に位置し、相模湾・相模川・湘南平など風光明媚な自然環境に恵まれたところです。産業は、商業・工業・農業・漁業がバランスよく調和し、「湘南ひらつか七夕まつり」は全国的にも有名な観光行事となっております。
さて、国際化・情報化の急速な進展により、児童生徒を取り巻く環境は大きく変化しています。
本市では平成２９年度より市内各小中学校にタブレット端末の導入を順次進めています。タブレット端末の活用は、授業の幅を広げ、児童生徒の情報活用能力を向上させます。また、学習に対する興味関心を高める効果も期待できます。ＩＣＴ機器は確かな学力を身に付けることができるツールになると考えます。
また本市では、５年前に校務支援システムの導入と同時にＩＣＴ支援員も配備し、教職員の業務軽減のための取組と、授業等におけるＩＣＴ機器の効果的な活用方法について研究・研修を行い、ＩＣＴ機器を活用するための環境面の整備もしてきました。
研修等で小中学校の教員にスキルを身に付けていただき、ＩＣＴ機器の効果的な活用によって子供ちが主体的に授業に取り組み、「深い学び」につなげていければと思います。そのことによって、未来社会を切り拓く大人に育っていくことを願っています。