八王子市では㈱内田洋行の「予約本貸出ロッカー」を導入し、10月より運用を開始した。東京都内では初の導入となる。
予約本貸出ロッカーは利用者が図書館の蔵書を予約すると、ロッカーに配達され、図書館の開館時間に限らず好きな時間に受け取ることができる。同社の予約本貸出ロッカーは図書館システムと連携できる点が大きな特徴だ。

閉館時間でも受け取れる
八王子市が予約本貸出ロッカーを導入したのは八王子駅南口に10月3日にオープンした複合施設「桑都の杜」(そうとのもり)の「いこいライブラリ」内。14間口が用意されている。同施設では図書の貸出はしておらず、八王子市中央図書館の予約本を受け取る形となっている。図書館システムと連携しているため、利用者が本を受け取ったその日から貸出期間を起算できる。
同社の予約本貸出ロッカーは、2024年4月に富山県立山町に初めて導入され、以降、奈良県奈良市、長野県長野市、会津大学など、八王子市を含め計10の自治体や省庁関連施設、大学に導入されている。これまでに導入した自治体からは、駅前などに設置されることで図書館利用者の年齢層の幅が広がったという実績も報告されている。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年10月26日号掲載