NTTデータ関西、こども相談チャットアプリ「ぽーち」私立学校向けに導入キャンペーンを実施

2024年5月24日

NTTデータ関西は、公立学校を所管する自治体や委託事業者向けに販売している「こども相談チャットアプリ『ぽーち』」を私立の小学校から高校向けに5月から提供を開始。先着5校限定で私立学校向けに導入キャンペーンを実施する。11月21日までの6カ月間の利用料が無料となる。

◼️こども相談チャットアプリ「ぽーち」とは

こども相談チャットアプリ「ぽーち」は、日頃、子供が内面に抱えている悩みや問題を少し離れた「大人」へ匿名でチャット相談できるアプリ。利用対象者は小学生から高校生を想定している。小学生、中学生はGIGAスクール端末から、GIGAスクール端末を支給されない高校生は個人のスマートフォンやPC、タブレットからアプリをダウンロードして利用できる。

こども相談チャットアプリ「ぽーち」を利用した場合の流れ

主な特長は以下のとおり。

◎簡便な操作で匿名チャットを開始できる

相談開始時にはイラストを用いたアイコンで相談内容をジャンル別で選択できるため、相談を文章化することが難しい年齢層の子供でも内容を大人へ伝えやすい仕組みとなっている。小学校低学年から高校生まで幅広く簡単に匿名チャットを開始することができる。

◎気分・体調アンケートで子供の気分や体調を見える化

記名での「気分・体調のアンケート」機能により、子供の気分や体調を見える化できる。結果はカレンダー形式で記録されるため、子供自身や担任教員が振り返りができることに加え、学年主任、教頭など管理職が、各学年の状況や学校全体の状況を確認することができる。早期にクラスの状況の変化をキャッチすることで、一人の教員だけが問題を抱え込んでしまうことを防ぐのに役立つ。

◎自動声かけ機能によるプッシュ型アプローチができる

「気分・体調のアンケート」の結果から、悩みを抱える子供の予兆を検知し、アプリから自動で子供に声かけを行うことができる。そのため、自発的に相談をすることが苦手な子でも、アプリから声をかけられることをきっかけに匿名相談チャットを開始しやすくなる。その後の相談は、ジャンルに応じた応談者がアサインされ対応する仕組みとなっている。