AR・VR技術を活用し、防災教育や啓発活動の支援を行う一社・AR防災は1月14日、日本大学危機管理学部、NPO法人減災教育普及協会、神奈川歯科大学歯学部総合歯学教育学講座の4者で包括連携協定を締結したと発表。
左から、一般社団法人AR防災 代表理事 板宮晶大氏、NPO法人減災教育普及協会 理事長 江夏猛史氏、日本大学危機管理学部学部長 福田充氏、神奈川歯科大学歯学部総合歯学教育学講座 教育学分野長 板宮朋基氏
今回の包括連携協定は、「避難訓練をアップデートする!」事業を通して、教育・保育施設における協働・実践により、教育効果に係るエビデンスを収集・検証し、標準的な避難訓練法を確立するとともに、避難訓練をアップデートする取組を全国に普及展開していくことを目的としている。
本事業では、災害の実態に合わせたツールを活用し、日本大学附属施設をモデルとして、避難訓練法や指導方法の教育効果についてのエビデンスを継続的に蓄積。指導者向けの指導マニュアル等もあわせて整備を行い、全国に普及展開するための基盤づくりを進めるという。学生や生徒を指導者として育成する取り組みを行い、大学と地域、中学・高等学校と保育園・幼稚園・小学校の学びの地域内循環を構築することを目指すとしている。
AR煙体験で煙の中での移動を体験する様子
AR煙体験の体験者が見ているARの映像
VR地震体験で震度6強の揺れを体験する様子
VR地震体験の体験者が見ているVRの映像