日本科学未来館は、研究開発の「いま」を見せるシリーズ「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」の第10弾として、特別企画「ツカレからの脱出~疲れとやすみのサイエンス」を7月16日~9月15日に開催する。誰もが日常的に感じる「疲労」と上手に付き合う方法を探る体験型イベント。
会場ではまず、「疲労」と「疲労感」がどのように発生するのか、そのメカニズムや測定方法を詳しく解説。疲れを感じたときの体の状態を学ぶことができる。展示の後半は、自分に合った休み方を探る体験ゾーン。ゴロゴロする、体を動かす、料理をする、推し活をするなど、休養方法は人それぞれ。バリエーション豊かな癒やしグッズを体験しながら、自分にピッタリの回復法を探してみよう。
会 期 7月16日(水)~9月15日(月・祝)
※9月2日(火)、9月9日(火)は休館
会 場 日本科学未来館 1階 シンボルゾーン
参加費 無料
都会でも本物の自然空間にいるような感覚を味わえる「デジタル森林浴」。大型マルチスクリーンや音響、香りなどを駆使し、屋内で自然に包まれる体験を再現する。この体験では、実際に森林浴をしたときと近い水準の生理・心理的な改善効果が得られる。(提供:フォレストデジタル株式会社)
睡眠状態やストレス値、心拍数などの生体データを記録し、それぞれに合った最適な睡眠環境を提供するアパレルシステム。音楽や照明、睡眠環境や体調に応じたモード変更により場所を問わず、眠りたい時に眠ることができる新しい「分眠 / 仮眠体験」を提供する。(提供:NTT DXパートナー / 株式会社コネル)
独特な動きと音により、自然と深呼吸を促すデバイス。「運動共感」と呼ばれる、目にした人や物の動きを擬似的に感じる現象を応用し、さりげなく呼吸を促すよう設計されている。ストレス軽減や集中力回復、睡眠改善といった効果が確認されている。(提供:株式会社シンコキュウ)
しっぽのついたクッション型セラピーロボット。ふわふわの手触りと、なでることで反応するしっぽの動きが、まるでペットのような癒やしを提供する。高齢者介護現場での使用において肯定的な反応が増加するなど、心理的な効果が実証されている。(提供:Yukai Engineering Inc)