東京都葛飾区の区立東四つ木小学校で6月12日、新校舎の設計に活かすため、生成AIを使用したワークショップが行われた。
同校は木根川小学校と渋江小学校が統合し今年開校した。
みんなが考える東四つ木小学校のイメージをキーワード出しする様子
生成されたパース画像に細かい修正を加える
教室前のオープンスペースを理想の居場所にするために6年生が12班に分かれ、それぞれのイメージをキーワードにして生成AIに読み込ませ、イメージを反映させたパース画像を作成。各班で、できた画像の中からイメージに近いものを選択し、気になる箇所などを話し合い、修正しながらデザインを固めていった。
参加した児童からは、「自分たちでイメージしたことを生成AIで再現できて楽しかった」「頭の中にはなかったものも生成してくれるのが楽しかった」などの感想があがった。
完成した案から投票で人気作品を決定。みんなで考えた理想の空間は、実際の設計に可能な限り取り入れられるという。