Geoloniaは7月28日、デジタル地図とプログラミングを組み合わせた教育機関向け学習サービス「地図ぼうけんラボ」を提供開始した。本サービスは、子供たちが楽しみながらプログラミング的思考力や地理的視点を養い、地域への理解を深めることを目的としている。
「地図ぼうけんラボ」は、5月にベータ版をリリースし、200人を超える登録者が利用した。その後、教育機関での活用を見据えて、以下の機能改善・新規追加している。
世界的に有名なビジュアルプログラミング言語であるScratchをベースに開発しているため、プログラミングが初めての子供でも、馴染みのあるインターフェースで地図やデータを使った学習にスムーズに入ることができる。まるでゲームで遊ぶかのように、楽しみながら論理的思考力と問題解決能力を育む。
地図のスタイルの種類を追加した。これによって地図を背景にしたゲームづくりがより本格的なものとなる。
実際の地図データを活用しながら、地域課題の探求、防災マップの作成、GIS(地理情報システム)的な視点での情報活用など、探究的な学びを支援する。生徒たちは、身近な地域を題材にしながら、データに基づいた課題解決能力を養うことができる。
ゲームづくりのサンプル動画をYouTubeチャンネルで公開しているほか、Scratchブロックの使い方を詳しく説明したガイドページも用意した。
同社では、授業での導入を検討する教育機関向けに無料トライアル版も用意している。詳細については、下記サイトに記載のお問い合わせフォームへ。